目指せ、睡眠8時間!
それは睡眠時間の確保です。
サラリーマン生活は基本的に学校生活と同じで、毎日規則正しく生活して、仕事をこなさなければなりません。日々の生活の源になる物事はいろいろありますが、一番は睡眠時間が充分に取れているかどうか。朝の目覚めが悪いというのは本当に辛く、その日1日何もする気が起きなくなるくらいネガティブなことです。
私はそんなネガティブな事態を回避すべく、早寝の習慣を身につけるように、現在行動しています。
帰宅後はスーツを脱いで、即お風呂。体を洗い、湯船で体を休めます。お風呂の後は夕飯をすませ、お医者さんから処方されている睡眠薬を飲みます。これを10時代までには必ず済ませ、あとはさっさと寝ます。
お風呂を先に済ますのは、「後々ゆっくり夕食を食べたり、寝ることができる」と伯父から教えてもらったからです。実践してみると、本当に効いていて、帰宅後の時間を効率よく活かせるようになりました。
さて、睡眠時間は8時間を目標としていますが、残業などによって撮れない場合もあります。なので、最低限6時間の睡眠時間は絶対に取っています。ここ最近は7時間半ほどの睡眠時間が取れるようになりました。
睡眠時間について、ホリエモンこと堀江貴文さんは自身の著書で、下記の発言をしています。
僕はどんなに忙しくても、絶対に8時間ほどの睡眠時間はとっている。徹夜で仕事をすることはほとんどない。大がかりなプロジェクトを手がけて、多忙なときも「ちょっと仮眠をさせて」と、必ずソファなどで寝るようにしていた。
(中略)
いい仕事をするためにも、睡眠は絶対に必要。寝ないで仕事に没頭するのは、結果的に非効率だ。
<堀江貴文『君がオヤジになる前に』より一部引用>
バリバリ仕事をこなすホリエモンですら、睡眠時間を充分にとっているのは驚きです。私はこの文章を読んだ時、「ホリエモンですら睡眠時間を充分に取って仕事しているのに、凡人の自分がそうした有意義なことをしないでどうする!」と思い、睡眠時間確保に精を出すようになりました。
サラリーマン生活を抜け出し、見事自由な生活(セミリタイアなど)を実現出来たら、睡眠時間の確保なんて精を出さなくてもよくなりますが、現時点では不可能です。睡眠時間の自由。これも自由を求める原動力の1つですね。睡眠時間確保も自由な生活を実現できる一種の要素(修行)として、頑張っていきたいです。
それでは、今日はこの辺で。
『たそがれ清兵衛』
![]() | たそがれ清兵衛 (新潮文庫) (2006/07/15) 藤沢 周平 商品詳細を見る |
今回は実用書ではなく、小説の紹介。私の父が最近藤沢周平さんの作品にハマっていて、私も気になって1冊借りて読んでみました。その1冊が本書です。
時代劇作家だった藤沢周平さんの短編小説。2002年に映画化され、主人公を真田広之さんが演じて、話題となりました。短編小説ということで、今作のページ数は、37ページと短め。
あらすじは以下の通り。
下城の時刻になると、いそいそと帰宅する下級武士がいる。人呼んで「たそがれ清兵衛」。城勤めをしながらも、病気持ちの妻のために、看病と家事をこなす毎日を過ごしていた。
しかし、彼が所属する藩では現在領内を二分する派閥抗争が起きている。地元の富商とつるみ、藩政の専横を極める筆頭家老堀将監。堀に反発する勢力から、堀を誅殺する任が清兵衛に下される。
清兵衛は意外にも剣の名手だが、誅殺相手の堀も相当腕が立つ男。「藩の大事」という名目のもと、腕を買われ、誅殺を任されることになった清兵衛。はたして、清兵衛は見事に任を成し遂げることができるのか!?
本書では『たそがれ清兵衛』以外に、やたら物忘れが激しい中年武士の活躍を描いた『ど忘れ万六』や、滅多に口を開かない男の断罪の物語の『だんまり弥助』など、8つの短編小説が収録されています。
ストーリーの構成や展開は、強烈な個性を持ちながらも剣の腕が立つ下級武士の主人公が、財政難から生じた権力抗争や家の名誉に関する嫌がらせに巻き込まれ、それを己の命をかけた決闘でけりをつけるというもの。
『水戸黄門』や『必殺仕事人』ほどの派手さはありませんが、勧善懲悪の要素が若干入っているので、決闘でけりがつく場面は読んでいて、ちょっと痛快! かなりの腕前なのにそれを誇示せず、普段の日常生活にさりげなく溶け込んで生活している主人公の姿は、ハードボイルドな渋い魅力を感じました。
ただ、構成や展開が8作品とも似通っているので、ある程度読んでいるとちょっとマンネリ感が出てきました。とはいえ面白いので、途中でやめることなく読み終わりました。
読み終えた感想は、とても面白い作品でした。ハードボイルドな渋い魅力を持つ主人公の活躍もさることながら、下級武士の生活から見える江戸時代の下級武士の生活像も細かく表現されています。
時代劇(特に渋い作品)が好きな方にオススメ。『たそがれ清兵衛』は映画化もされたので、機会があれば映画も観てみようと思います。
子どもに「本を読め!」と言う前に…
「何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの」「そもそも漫画と本の違いって」-? 十三歳の中学生が本紙に寄せた投書が、反響を呼んでいる。六十歳の男性が「本は思考力を養う」と読書を勧めると、四十七歳女性が「思考力は本でも漫画でも養われる」と反論。古くて新しいこの論争、漫画や本の世界に携わる人たちはどう考える? (岩岡千景)
投書は、東京都港区の中学生須藤美佳さん(13)から。漫画を読んでいると母親から「本をいっぱい読みなさい」と言われるといい、抱いた疑問をつづった文が、二月六日の発言欄に載った。
これに、静岡県熱海市の会社員小磯清さん(60)は「大きな違いは絵がないこと」「絵がなければ、情景を頭の中で描きながら読む。それこそが思考力」と読書を勧める。すると東京都武蔵野市の自由業、田中ヒサコさん(47)が「漫画も思考力を養う」と意見を返し、発言欄で反響が続いた。
<東京新聞 2012年3月3日 朝刊>
漫画と小説。両者の効用や悪影響については、専門家によって意見はバラバラだろう。「○○は××だ!」と断定するのは難しい。でも、今回私がこの記事を取り上げた理由はそのことについてではない。
上記の記事を読んでみて、ものすごく疑問に思ったことがある。それは本人の意思だ。本を読むか否かは彼女が決めることである。その本がどんなに優れた良書であっても、本人が読みたくないのであれば何の意味もない。そうであるにも関わらず、彼女に無理やり本を読ませようとするのは、単なる大人たちの身勝手な考えだろう。仮に須藤さんが読んだとしても、本人が自発的に読んでいなければ、読書の効用は何も得られない。
この記事に出てくる大人のほとんどは、「漫画よりも本の方が本人のためになるから、本を読め!」と言う。この記事を読む大人のほとんどもそう思うかもしれない。しかし、「(自発的に)本を読みたい!」という意志を考慮せず、単純に「本を読め!」と言っているだけでは読まないのも当然だろう(むしろ、それで相手が本を読むのなら苦労しない)。
今回の疑問自体は、別に今に始まったことではないだろう。そういう私も小学生の頃、よく母から「漫画ばかり読まないで、本を読め!」と言われたクチだ。母はそう言っていた割には、本を読まない(私よりも読んでいない)。世の大人たちも、子どもに読書をさせようと手をこまねいているだろうが、「自分自身も本を読む」というのはあまり聴かない。
わざわざ無理に読ませなくても、自分自身が本を読むことを楽しんでいれば、相手もそのことに自然と振り向いてくれるだろう。自発的に物事を行うのは、本人の自由な意思でやっている。だから、楽しいし、その物事からの学習も早い。
子どもに「本を読め!」と言う前に、自身がまず本を読むべきだろう。そして、その効用を自分自身の考えや意志で証明するのだ。もしあなたがそれに成功すれば、それ以上雄弁な説明は何もいらないだろう。
『人づきあいが苦手な人のためのコミュ力の鍛え方』
![]() | 人づきあいが苦手な人のための「コミュ力」の鍛え方 (2011/04/13) 久米 信行 商品詳細を見る |
留年玉子さんのブログである『シンセサイザーを作っちゃえ!!!』で紹介されていて、興味がわいたので読んでみました。私自身、他人と話すのが苦手な性格なので興味津津。
本書は「本物のコミュ力(コミュニケーション力)が身につく」ためのアドバイスが書かれた本です。ここでいう本物のコミュ力とは何か。著者は以下のように語っています。
世代や職業などの壁を越えて、公私を問わない深いおつきあいを、気さくに楽しめる能力です。つきあえばつきあうほど、お互いの本質を、長所も短所もまるごと受け止め、心から理解し合って高め合う能力なのです。
抽象的で分かりづらいですが、友達の数やツイッター数のフォロワー数など、数値で決まるような表面的な人間関係ではなく、ただつるむだけで何の変化も無い平坦な人間関係でもないとのこと。
さまざまな人々とつきあった刺激から、自分の感受性や価値観を高めて、さらに自己の能力を高めていこうというもの。
本書で書かれているコミュ力の鍛え方の基本的なアドバイスは以下の通り。
「1人でいることは悪いことではなく、そのことを活かして行動する」
「さまざまな人・モノに触れて、刺激を求める」
「スランプに対処し、自己の能力を高める」
アドバイスのほとんどは巷にある自己啓発本とあまり大差ないところが多いです。しかし、本書が巷にあるコミュニケーション本と違うのは、1人でいることを勧めていること。大して進展のない人間関係で時間をつぶすよりも、1人で何かしらの行動を起こして過ごす方が、後々有益な結果が出るといいます。
1人になって、大自然の中に身を投じてリフレッシュしたり、読書やぶらり旅で新しい発見をしたりするなど、アドバイスの内容はさまざま。自分の能力を強化する方法や、思考・価値観を変える方法など、コミュ力を鍛える以外の名目でも使えるアドバイスもあります。
読み終えた感想ですが、それなりに良い本でした。自己啓発本なので、アドバイスの中には「またこの手の話題か…」と感じてしまうほど微妙なものもありました。ただ、「1人でいること」を勧めるなど、これまでにないアドバイスもあったので参考になる部分もあったので良かったです。
人づきあいが苦手な方、他人と話すのが苦手な方にオススメ。
『刑務所なう。』
![]() | 刑務所なう。 (2012/03/15) 堀江 貴文 商品詳細を見る |
現在服役中のホリエモンこと堀江貴文さんの最新刊。副題は「ホリエモンの獄中日記195日」。値段は税込1050円ですが、厚さは3cm以上もあります(ただ、ペーパーブックなので紙質は悪いです)。
2011年6月に収監されたホリエモンが拘置所・刑務所内での日記を書籍化したもの。日記以外にも、漫画で刑務所の生活を解説している「ホリエモンの刑務所入門」、獄中生活中にシャバで起きた時事問題について彼なりの意見をまとめた「時事ネタオピニオン」、ホリエモンが刑務所内で鑑賞した本や映画を紹介する「塀の中の書評ベスト150」があります。
日記はホリエモンが収監された6月20日から、年末の12月30日の約半年間の獄中生活が書かれています。「飯は何が出たか」「仕事はどんなことをするのか」「刑務所に持ちこめるものは何か」「年中行事はどんなことをするのか」などなど、意外な獄中生活の真相が明らかに。
所々で挿入される漫画は、読んでいて爆笑してしまった。獄中生活でも、ポジティブ思考でユニークな振る舞いをするホリエモンには脱帽するばかり(良い意味で)。
総評としては、「面白かった!」の一言。ただ、本書はエッセイ本なので、実用書としての価値は正直薄いです。実用的・経済合理的なことが書かれている本が読みたい!」と言う方は本書よりも、他の本を読んだ方が良いと思います。漫画のように「一種の娯楽」として割り切って読むなら、オススメ。
堀江貴文オフィシャルブログ 『六本木で働いていた元社長のアメブロ』







