「協生農法」という新しい農法

 今回の記事は、正直「農業」というカテゴリで紹介するかどうか判別が難しいところではあるのだが、「農法の一環」という枠組みから「農業」のカテゴリとして紹介していく。


 広島県大崎上島でお世話になったNさん(仮名)が取り組んでいる農法がある。それが今回紹介する協生農法(きょうせいのうほう)という農法だ。

 協生農法とは、自然本来が持っている生態系の力を利用して、農作物を育てる農法のこと。現在の農法では人間が自然の生態系のバランスを考慮せずに育て上げた農作物を生産できるようにしているが、この農法は根本的に違う。自然本来が持つ生態系のバランスを考慮して、農作物を育むので、過剰な農薬や手入れは不要。自然本来の生態系のバランスを整えてあげて、そのバランスの軌道に乗るように育てれば、自然本来が持つ生命力で農作物がぐんぐん育つようになるというもの。

 協生農法について私から文章で説明してみたが、あまりピンとこない方も多いと思うはず。百聞は一見にしかず、ということで以下の動画をご覧いただきたい。



 この動画は協生農法について研究なさっている船橋真俊さんが、御自身の研究について分かりやすく解説してくださっているプレゼンを撮影されたもの。Nさんが協生農法のことについての説明にと、私に見せてくださった。

 この動画で紹介されている協生農法で作られた畑の写真があるのだが、私はそれを見てとても美しいと感じた。植物(自然)が本来持つ強い生命力によって育まれた畑は、どこか野生的ながらも美しいと感じる。

 Nさんは大崎上島にある畑で、この協生農法を実践されていらっしゃる。数日前にその畑の写真が彼のSNSにアップされた。それを見てみると、Nさんの畑もとても美しい。先ほどの動画のようにうっそうと野菜が生い茂る姿が、植物本来の姿を現しているようでとても美しい。

 協生農法は現在世界でも注目されている農法で、自然が不足している発展途上国の地域でも実践がされているのだとか。新しい農法に興味がある方、これからの地球の自然環境の在り方に興味がある方、協生農法について興味を持たれてはいかが?


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キクイモ三昧

 5月の半ばに入ってしまったので今更感がありますが、先月の共育学舎での農業に関する話題をひとつ。

 4月の共育学舎では、ある農作物が主流で食べられていました。その農作物の名はキクイモ(菊芋)。どんな農作物かというと、↓の写真をご覧あれ。

菊芋

 ボックスにぎっちり詰められたイモイモイモ…。これがキクイモです。デコボコした形で、形は大なり小なりさまざまです。このキクイモは三枝さんの奥さんであるユキさんが育てたもので、4月中は畑からわんさか獲れました。

 キクイモは大変育てやすく、繁殖力の強さでたくさんのイモを形成します。そのうえ、サルやイノシシなどの獣害被害にも遭わない(動物たちはなぜかキクイモを食べない)ですし、甘みを感じるのに糖分をあまり体内に吸収しない成分があったりと、いたれりつくせりのつわものです。

 わんさか獲れたおかげで、食糧がちょっと不足していた共育学舎ではキクイモ三昧の毎日。みそ汁に入れたり、金平にしたり、スープにしたりと変幻自在に使える食材で大助かり。共育学舎運営のカフェ「木造校舎」でも、ランチのメニューに出したりもしました。金平はパンの上に乗せて焼いて、金平パンにするなどして、お客さんに提供しました。

 今月に入ってからはキクイモがなくなり、別の農作物を食べていますが、4月中は毎日がキクイモのオンパレードでした。サツマイモやジャガイモもそうですが、イモ類は育てやすく繁殖力も強いものも多いので、育てる価値は十分にあります。

 これから農業をやる方でイモ類をやろうとしている方、自分達が食べる分用にキクイモを育てるのはいかが?


<参考>
Wikipedia「キクイモ」


伊藤洋志さんのノマド農業について考えてみる(2)

前回の記事はこちら


 ナリワイでおなじみの伊藤洋志さんが執筆したノマド農業の記事について、引き続き私なりにノマド農業についていろいろ考えてみたい。

 前回の記事で書いてきた伊藤さんのノマド農業だが、簡潔にまとめると以下の3点にまとめられる。

1.繁忙期などで一時的に助っ人として農業に従事。
2.1のような働き方でも農業の技術はある程度身につく。
3.働き方次第で第六次産業にも参入できる



 こうまとめてみると、ノマド農業をするということは「完璧な農家ではない」ということが分かる。

 農業そのものには確かに従事しているが、それは一部分だけであり、定住農家さんがやる仕事量よりもだいぶ減る。それはいいとしても、働き方やライフスタイルそのものは定住農家ではないので、多くの新規就農者が求めるような完全独立の農業とは違う。この辺りは、従事者がどのくらい農業をやりたいかにもよって、変わってくるだろう。

 ある程度農作業も身につくと言うが、それでも普段から従事している人に比べると技術は劣ってしまう。それに皆が思い描いているような定住農家ではないので、それらをイメージしながら(希望しながら)農業をやりたい人には向かないだろう。

 そう考えるとノマド農業は、ナリワイのように純粋な副業の一環でやることがやはり大前提となる(提案者の伊藤さん自身がそうしたことをしている人だからこその働き方でもあるのだが)。

 とはいえ、「定住をしない」というのは大変魅力的である。

 定住をすることというと、多くの人はマイホーム購入を検討するだろうし、そこでさらに金がかかってしまう。しなくていいという選択肢であれば、一時的に住める環境をどこかしらで確保して働けるようにするのがオススメだろう(それ自体を探すのに手間がかかってしまうという問題もあるだろうが)。

 第六次産業については、どのくらい収穫物が取れたか(もらえたか)、質の善し悪しの具合がどうかによって変わるので、良質の収穫ができてからの話になる。該当記事を読んだ現時点で、深く考えることではないだろう。


 いずれにせよ、ノマド農業という働き方は大いに期待できることだし、新規就農者も働き方の選択肢の一つとして考慮しても十分良いものである。「どんな農業でやっていくか?」という方向性が決まっていない場合にも、このノマド農業なら農業体験しつつ農業従事もできて一石二鳥ではないか。一農業希望者である私も、伊藤さんの働き方は参考にしたい。今後も注目したい働き方だ。


伊藤洋志さんのノマド農業について考えてみる(1)

 ナリワイでおなじみの伊藤洋志さんが過去に執筆した記事で、大変興味深い記事がある。

地球のココロ:@nifty 「ノマド農業は可能か-梅の収穫から考える」

 この記事では、伊藤さんが定住せずとも農業に従事できるような働き方について、書かれたもの。私は以前こちらの記事で、「一つの場所に留まることがいかに苦痛なことか」といった記事を書いたので、今回は伊藤さんの記事から私自身もノマド農業について、いろいろ考えてみたい。

 伊藤さんはノマド農業を考えるにあたって、手始めに以下のように書いている。

農業というと、定住生活様式の原初である。狩猟採集生活で移動しながら暮らしていたのが、農耕をするようになってから定住できるようになったというのが、歴史の教科書で習った通りだ。

定住しない農業のあり方を検討する

蒙古斑があるモンゴロイドが多い日本では、遊牧民の気質を受けついだ人が幾人かいるだろう。そういう人たちが農業に関わる方法はないものか、と以前から考えていた。

というのも、田舎に定住する、というのができない人もいるのではないか、と思うからだ。さらに、定住しないで農業に関わる方法があればそれは新しい選択肢が増えることになる。悪くない。

昨今「ノマド」という言葉が、妙な宣伝文句になってしまったきらいがあるが、ちゃんと検討すれば色んな可能性を秘めていることは間違いない。



 「定住しないで農業に関わる方法があればそれは新しい選択肢が増えることになる」という考えについては、私も同感だ。

農業でいざ定住となると、場所選びはかなり慎重になるし、上記のようにそれができない人も出てくる。私のように一つの場所に留まることが苦痛な人にとっても、これは同様の問題だ。

 それに、新規就農には定住・移住を前提とした研修制度もある。こうした制度は「移住して、しっかり稼いで、税金を払ってね」という役所側の思惑もある。こうした制度は「妻帯者がいないと×」といった条件もあるので、余計にハードルが高い。これでは農業そのものすら始めづらい。

 そうしたことを考えると伊藤さんが語るノマド農業というのは、農業の選択肢としてかなり大きなものになる。


 では、ノマド農業とはどのように働くのか? そのことについて、伊藤さんは繁忙期などで一時的に助っ人として農業をすることを提案する。

定住して農業する人は草刈りなど定常やらないといけないことを、非定住のひとは局所的な忙しい時期に助っ人する。 このような組み合わせでノマド的に農業をやることができないか、ノマド農業について考えてみたい。



 確かに農作業は繁忙期になると忙しい。私は7月から現法人に就農しているのだが、ちょうど夏野菜の収穫時期でかなり動いた。ナスやキュウリ、トウモロコシ、スイカなどなど元々数多くの野菜を扱っている所なので、それに始まる収穫ラッシュもかなり長引いた。

 現在(2013年9月)はそれらの収穫を終え、ほとんどの農作物はなくなり、今は秋と冬の野菜の栽培準備に取りかかっている。収穫を終えれば、基本的にそこまで忙しくは無くなる(もちろん個々の農家さんや農業法人のやり方によって、時期や作業は変わるだろうが)。

 伊藤さん曰く、「種まき期と収穫期が忙しい」が語る。農家さんによっては、普段の雑草取りの作業で除草剤を使わない所もある。そうした所では、機械や薬などに頼らない分、必然的に人手が必要になる。だが肝心の人手が足りない。そこで伊藤さんのような助っ人が登場するというわけだ。

農業の傭兵登場

そこで、ノマド農業では傭兵部隊として収穫など忙しいときだけ、農業を営むという形でやればよいのではないだろうか。6月は梅の収穫に赴き、9月は稲刈りに従事するノマド農業部隊というのは可能ではないか。

定住農家は普段の手入れを行い、忙しい時期には助っ人がやってくる、というパターンなら肉体的にも楽になるし、その分収穫量を増やしたりできるし、悪くないと思う。



 繁忙期だけ助っ人が来れば、定住農家さんとしては臨時で人手を補えるのだから、正規雇用のような永続的な雇用はせずに済む。

 それに新規就農が難しい昨今において、上記のような形で農業を行えるのも悪くない話だ。新規で就農しようとしても、先祖代々続く巷の農家さんと比べると、土地・資本・技術において明らかに劣ってしまう(農業法人という企業レベルで行うのならば、別かもしれないが)。上記のようなやり方なら、新規就農者に向けた農業体験や就農の形として、大いに期待できる。

 伊藤さんはこのノマド農業という在り方をさらに飛躍させて、第六次産業のような構想まで考えている。

しかし、これだけだとパッと見「なんだ、ただの収穫バイトやん」とお思いになる方も多いであろう。しかし、毎年梅を収穫していれば腕も上がって信頼 関係も増していくであろうから、日給単価を上げることも可能ではないかと思うし、収穫したついでに収穫物をもらって自分でオンライン八百屋をやるのも悪くない。
(中略)
ノマド農家は、収穫など農作業も助っ人するが、同時に商品開発や直販の手伝いもする、というのはどうだろう。しかも、収穫を自分でやっているから正直な情報を開示することができるはずだ。

産直に取り組む企業はちらほらあって健闘されているが、さすがに収穫を手伝うところはないだろう。そこまで踏み込めば、自信を持って販売することができるだろう。健全な気がする。

商品開発とか直販とか簡単に言うけども

既存の流通に頼らないで、商品開発したり産直すればよいという話はよく農業かいわいで話されているが、農家はなんやかんやと忙しい。自然は待ってくれないから、日々なんやかんやとやることがある。プラスαのことをやるには、助っ人の力があるとよい気がする。

ノマド農家にとっては全てが非日常なので、気合いを入れれば商品開発等のプロジェクトに一気に取り組める、という意味で定住農家とうまい連携が取れるのではないだろうか。

こういう独自の流通や商品開発を単独でやろうと思うと、タレントの田中義剛氏のようにタレント活動などで稼いで、大きめの資本で勝負をかける、というやり方でないとなかなか難しい。が、ノマド農家が入れば、巨大資本を必要とせずに可能になるのではないか。



 ここまで来ると、ノマド農業だけでの生き方も悪いものではないだろう。むしろそれが実現できれば、ちょっとした軽めのビジネスのセンスも身につくのではないか。

 ちなみに、伊藤さんが梅農家でのお手伝いを通じて、もらった梅を自分で販売している。それが「遊撃農家イトウ農園」である。


 と、ここまでは伊藤さんのノマド農業について、賛同の意向で文章を引用させてもらった。とはいえ、必ずしも賛同できるところばかりではない要素があるのも周知の事実。次回の記事ではそのことについて、いろいろ書いていこうと思う。


つづく


続・とある方からのコメントへの回答

 数日前に、当ブログにある方から非公開のコメントが来た。そのコメントを投稿した方は以前、私の就農についていくつか質問してきた方と同一人物である(詳しくはこちら)。

 この方は「自分なりの生き方を模索している最中の者」ということだが、就農に興味がある様子。今回私の方から「(就農に関する)具体的な行動は何かされているんですか?」という質問を投げかけてみた。後々、その質問の回答に、更なるコメントが付いてきた。

 その内容が大変興味深かったので、今回はそれへの回答も兼ねて記事を書いていく。まずは、肝心のコメントの内容から。今回は原文・全文をそのまま引用している。

今はまだ情報収集をしている段階ですが、ある程度の方向性は決まっているので、後は実行に移すだけと言った所です。

現在、茨城で研修しているとの事ですが、将来就農するとなると研修先となっている茨城で就農するのが一般的ですよね。
新規就農者の場合、農地を借りるのに、長い時間をかけて近隣の農家の人と信頼関係を築かないといけない訳ですから、2年の研修が終わった後に、"やっぱり長野で就農するわ"と言って簡単に長野で農地を借りる事は出来ませんよね。
当然、関東と中部での農法も違えば標高や気候も違います。これも状況をより難しくさせている原因ですね。

ですが、そこは農業に恵まれた農業大国茨城です。
利益が出る農地も先5年の間に、空きが出てくる事と予想されます。
今からめぼしい農地を見つけて、県の就農相談センターか農協長に相談に行った方が良いかもですね。
ちなみに、茨城の場合は旭・鉾田・大洋・北浦 波崎 八千代
この辺を中心に儲かる農地が転がっているようです。
ですが、世代交代が進んでいるようで、中々空きが出ないような事も県の人が仰っていました。それと、茨城の北側は儲からない土地みたいなので県の人から進められたら断わった方が良いかもYo!



 さて今回のコメントだが、失礼なことを承知で書くと、文章を読み終えた際に「この人は、机上の空論でしか物事を語ってないな」と正直感じてしまった。

 当人がまだ情報収集の段階で農業の実践をしていない、というのも一理あるが、問題だったのは、コメントの大半を占める私への茨城県への就農への勧めだ。

 確かに私は茨城県内にある農業法人で就農した。しかし、だからといって、茨城県で農業をやろうとはまったく考えていない(何より私は研修生ではなく、単なる農業法人の一従業員だ)。

 以前この方からの質問でも答えたが、私が茨城県の現法人を選んだのは、実家に近いということが一理あるからだ。自分自身に精神疾患がある以上、そう遠くで農業することはできない。実家にある程度近く、東京でかかりつけのお医者さんにも何とか行ける範囲での距離を選んだ結果、現法人を選んだのだ。茨城県だからという特別な理由はない。

 それにこの方は、茨城県が全国8位の農業大国であることをしきりに押してくるが、それが農業従事者にとって必ずしも魅力的な話になるわけではない

 確かに茨城県はさまざまな農作物を栽培していて、かなり農業に適した土地である。しかし、私は今いる茨城県にはっきり言って定住するつもりはない。その土地の景観や雰囲気が好きになれないというのが大きな理由だ。とりあえず自分自身の一時的な経験の場として来ているのであって、そこで農業の何もかもをつぎ込むような場所ではない。

 私の勤め先の農業法人で働いているMさん(仮名)も同じ考えだ。彼は千葉県出身であり、茨城県には自身の独立の修行のため来ている。いずれ時期が来たら、彼は実家がある千葉県で農業をやりたいという。

 新規就農者がどこで農業を始めるかは人それぞれだろう。私が茨城県で本気で就農しようと考えるのであれば、最初から定住込みの就農研修制度をとっくのとうに利用している。たとえ農地に適した土地が多い地域でも、その地域を好きになれなければ、農業はやってられない。どんなに就農を希望しても、定住するとなると、単に「農業に適した土地」以外の要素も考慮せざるをえない。私が定住込みの就農研修制度を利用しなかったのは、このためだ。

 これは、私が和歌山県新宮市の共育学舎で農業をやらせてもらって、実感したことだ。共育学舎代表の三枝さんは新宮市の熊野が好きだからこそ、そこで農業をやりつつ、他者を受け入れる活動をするし、地元のこともいろいろと考えて行動する。

 それに私が今後の農業のことで方向転換したり、新しい物事を取り入れようと考えた際には、必ずそれを自分の足で確かめるつもりだ。私は就農に当たって、共育学舎の「いなか研修生」に参加したり、気になった求人を出している農業法人に見学に行った。それをやろうとしたのは、私が「いなか研修生」に参加する前に代表の三枝さんが教えて下さった言葉からなる。

 就農に関心があるようですが、色々な考え方があり、色々な農業のやり方は有ると思います。大規模な専業なのか、小規模の兼業なのか。いずれ にしましても農業に関する情報は一面的ですくないと思います。自分の足で確認したらいいと思います。



 私は農地探しも、まずは自分の足で探したい。それには茨城県だけにこだわろうとせず、他県の土地も十分に見てから決めていきたいと考えている。これはナリワイの伊藤洋志さんやニートのphaさんが提唱していることで、選択肢が多くあった方が今後の自分のやることに絶対的に優位だからだ。

 農業をやる場所を初めから茨城県だけと決めつけては、かなり動きづらいだろうし、何より面白くない。全国さまざまな土地を調べつつ、強く気になったらその土地まで実際に足を運ぶ。この方が五感をフルに使って探すのだから、文面上の情報よりもはるかに情報の質が違う。

 土地の取得はそこからでも十分ではないかと考えている。今先走ったところで、技術がなければ土地があっても無意味だ。


 以上、コメントの方には少々失礼なことを書いてきたが、最後に一つ。農業は基本的にトライ&エラー(試行錯誤)を繰り返して行うものだという。これは東京しごとセンターで親しい講師の方から教わった話だ。つまるところ実践あるのみということだ。

 私はニートだった期間を利用して、農業のことを調べてみたが、最終的には「なるようなる」と信じて、現在の農業法人に就職した。結果、いろいろと農業のことを学ばせてもらっている。やってみて分かったこともかなり多い。たとえ現在勤めている農業法人が何らかの理由(倒産や解雇など)で勤められなくなっても、私はどこかの場所でまた農業をやるだろう。

 たびたび失礼ながら、今回コメントを残した方に言いたいのは「そんだけ十分リサーチしたんだから、さっさと動いたらどうだ!」ということ。農業は所詮自分でやってみなきゃ分からない世界なんだから、いくらリサーチしてあれこれ問い詰めたところで分かるはずもないのだ(私は茨城県が全国8位の農業大国であることすら知らなかった)。

 コメントした方がこの記事を読んでどう思うか。そもそもこの記事を読むかどうか。それはわからない。しかし、私は黙々と農業をやり続けていくだろう。気になることがあれば、自分の足で確かめに行くだろう。自分が求めるもののために。