『会社は2年で辞めていい』

会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)
(2007/11)
山崎 元

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 経済評論家の山崎元さんの本。exneetさんのブログである『ニャーキャリ』で紹介されていて、興味がわいたので読んでみました。


 11回もの転職経験がある山崎元さんが、将来のキャリアプラン・キャリアアップを考えるうえで、就職・転職に必要な考え方や方法について書いた本。山崎さん自身の経験や昨今の経済情勢を踏まえて、分かりやすく説明しています。

 本書のタイトルである「会社は2年で辞めていい」は「最低2年は我慢して働け!」という意味ではなく、1つのことを計画・実行するうえでは2年くらいの単位で考えるのがちょうどいい、という意味だといいます(貴重な時間を無駄にしないためにも、会社を「1年で辞めてもいいし、何回も転職してもいい」とのこと)。

 本書の内容について、以下の6つの章から失敗しない就職・転職のためのさまざまな説明がされています。

  第1章:今の時代を生き抜く考え方
       (昨今の経済情勢を考察しながら、キャリアプランに必要な物事を考える)
  第2章:人材価値のセルフマネジメント
       (採用されるに値する人材価値は何か、どう形成していくか)
  第3章:会社の捨て方・選び方(会社選び・退社に最低限知っておきたい考え方や方法)
  第4章:女性のためのキャリア戦略(日本で不利な立場にある女性労働者のキャリアプラン)
  第5章:転職の実際(転職時にやっておかなくてはならないこと)
  第6章:私の転職を振り返る(山崎さん自身の経験から語られる転職後のアドバイス)

 紹介・説明されている考え方や方法は、自己啓発のような抽象的なものではなく、「転職をする時には、転職先が確定してから辞表を出すこと」「会社内での人間関係で、転職の相談を持ちだすのは控えること」など、具体的に書かれています。

 しかし、山崎さん自身が東大卒のエリートであるため、彼の考え方や方法について「本当に自分でもできるんだろうか…」という疑問が出てきます。凡人である私にはハードルが高くて、書いてあることを本当にやりこなせるのかが不安です。ただ、実行はともかく知っていて損はないことばかり書かれているので、読んでみる価値はあると思います。


 総評として、大変素晴らしい本でした。就活をしている自分としては、将来の仕事を考えるうえで参考になる内容がとても多いです。就職・転職を考えている若い方にぜひオススメ!


評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」



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