『トロン』

トロン:オリジナル [Blu-ray]トロン:オリジナル [Blu-ray]
(2012/01/18)
ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスレイトナー 他

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 1982年放映されたSF映画。製作はウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。メディアはブルーレイ。コンピュータグラフィックスを全面的に用いたSF映画として、当時は画期的でした。

 最近プレイし始めたPS2ソフト『キングダムハーツⅡ FINAL MIX』のワールドの1つとして登場していて、原作がどんな内容なのか知りたくなって、借りて観ました。


 あらすじは以下の通り(Wikipediaから、一部引用・編集)。

 ソフトウェアメーカー・エンコム社に在籍するケヴィン・フリンはゲーム「スペースパラノイド」を開発したものの、その全データを同僚のデリンジャーに盗まれてしまう。

 憤慨したフリンは「スペースパラノイド」がデリンジャーの盗作である証拠を掴むべく、夜な夜なエンコムへのハッキングを行い始める。だが証拠のデータはデリンジャーがプログラムしたMCP(マスター・コントロール・プログラム)によって厳重に隠蔽されており、発見は不可能だった。

 そんなある日、偶然にもフリンのハッキングの事実を知ったエンコムの社員アランが、恋人のローラと共にフリンの元を訪ねて来る。これをチャンスと考えたフリンはエンコム社内のコンピュータから直接、アクセスさせてもらえるよう懇願。了承した2人はフリンをエンコムへと導き、またアランも不正調査とMCP破壊のために、開発途中の監視プログラム・トロンを起動することを決意する。

 しかし、フリンの侵入は既にMCPによって察知されていた。結果、フリンはエンコムが実験中の物質転送機によって、MCPが支配するコンピュータの内部世界へと送り込まれてしまう。そこはMCPによる圧制下にあり、あらゆるプログラムがネットを通じて集められ、奴隷のように扱われていた。

 そんな中で、フリンはアランそっくりの1人のプログラムと出会う。実は彼こそが、MCP破壊の任を帯びてアランに送り込まれたプログラム・トロンだった。2人は計算プログラム・ラムと共に、コンピュータ世界におけるMCPの圧政を打ち砕くため、戦いを挑んでいく。


 CG自体は、現在ではもう既存技術とあって新鮮味・表現力は乏しい出来。しかし、ファミコン時代を彷彿させるようなデジタル世界のデザインとアイデアは、逆にファミコン世代(あるいはそれに近い世代)にとっては懐かしくさを感じさせてくれます。赤や青などの単純な原色のみで構成されたコンピュータ世界がまさにそれ。赤色が強く出ている場面では、任天堂のバーチャル・ボーイを思い出します。

 今作を見ていると、最近はあまり聞かなくなったバーチャルリアルティ(デジタルで構成された仮想空間)を思い出しました。近年はIT技術の進展が著しいとはいえ、昔の人々が思い描いたようなSF世界は実現しませんでした。ただ、最近は3Dグラフィックによる新しい映像表現が出てきたので、近い将来バーチャルリアルティが実現する日が来るかもしれません。

 ストーリーはディズニーらしい勧善懲悪が入った内容ですが、特に気難しい内容でもないので、気兼ねなく観れます。


 観終わった感想は、面白かった。続編の『トロン・レガシー』も観ましたが、こちらはまあまあな出来。観るなら、まず今作から。


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