『キングダムハーツ』のストーリーの面白さ

 数日前に『キングダムハーツ FINAL MIX+』をクリアし、PSmk2にレビューを投稿した。今回レビューはかなり高評価で書いていったが、個人的にそれぐらいの価値はあると思う。キングダムハーツシリーズ(以下:KH)の魅力はなんといってもストーリーだ。


 FFキャラとディズニーキャラが共演しながらも、そこにシリーズオリジナルのキャラが登場し、さまざまな活躍をする。こうした世界設定は同人誌やネット上の私小説など、個人の範疇で楽しんでいたものだったが、スクエニが見事それを公の場でも楽しめるものに昇華した。ましてや歴史が長く、著作権も厳しいディズニーとのコラボなのだから、この偉業はすごい。

 とはいえ、なんらかのコラボ作品というのは今に始まったことではない。任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズ』やコナミの『コナミワイワイワールド』など、以前からあったが、それらのほとんどは自社で開発・販売された作品の中だけでのコラボだった。企業間を越えたコラボというのはそうそうない。


 KHのストーリーの面白さはキャラのコラボだけに留まらない。コラボして、たがいに登場するキャラの個性や特性を活かして、ストーリーに上手く組み込まなければ、面白くならない。スポーツで例えるなら、WBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)のチームのように、さまざまな球団から集めてきたさまざまな選手を適材適所で、さい配しなければ試合に勝てないし、つまらない結果に終わるだけ。KHではそうした組み込みが上手い。特にディズニー作品の原作の名場面が上手く再現されているので、原作を観ている人なら思わずニヤリとしてしまう。その名場面から、KH独自のストーリーと上手くからんでおり、オリジナルのストーリーを生み出している。

 また、組み込みの上手さは、原作の再現だけではない。KHオリジナルのキャラであり、ほとんどの作品で主人公を務めるソラの存在も大きい。ソラの行動は、ディズニー作品の原作でのストーリーに若干干渉(変に言えば割り込み)している感じはあるものの、ストーリーの盛り上がりに一躍買っている。心強いサポーター的行動を感じさせる。


 オリジナルのストーリーも、笑いあり涙ありのRPG向けの長編ストーリーとなっている。子ども向けも意識してか、「友情」や「愛情」といった理想的な事象(悪く言えば綺麗事)も入っているが、特に年齢層は気にしなくても楽しめる内容だろう。


 抽象的で長い文章になってしまったが、キングダムハーツは「面白い!」の一言に尽きる。皆さんもぜひお楽しみあれ。


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