『自由な人生のために20代でやっておくべきこと』

自由な人生のために20代でやっておくべきこと[キャリア編] (幻冬舎文庫)自由な人生のために20代でやっておくべきこと[キャリア編] (幻冬舎文庫)
(2012/03/07)
本田 直之

商品詳細を見る

 ハワイと日本のデュアル・ライフを実現し、日米にある複数の会社の経営に関わっている本田直之さんの本です。本田さんは実用書や自己啓発本を数多く執筆し、ビジネスに役立つ勉強法や理論を提言している『レバレッジシリーズ』はベストセラーとなっています。

 本書は2009年に出版された『本田式サバイバル・キャリア術』の文庫版です。


 内容は、オリジナルのタイトルである「サバイバル・キャリア術」を身につけて、自分の自由な生活を実現・維持していこうというもの。ここで述べられているサバイバル・キャリア術とはどのようなもので、どのようにして身につけるのか、箇条書きでザッと要約すると以下の通り。

1.「安定」よりも「自由」な社会では、自己責任による行動・判断が不可欠。
2.従来の雇用に左右されない、「雇われない働き方(フリーエージェントなど)」を目指す。
3.時にはリスクをとった行動をとり、より良い結果を得るように努める。
4.会社で働きながら、キャリアアップのためのスキルを学習。
5.キャリアプランには、会社で働いている身分を存分に活用して、立案・実行する。
6.外部でも通用するキャリアスキルを身につける。
7.安易な理由の転職や退職は、身を滅ぼす。
8.自分の身を、わざと不利な環境に置いて、思考やメンタルを高める。



 正直言って内容に関しては、橘玲さんや山崎元さん、城繁幸さんがこれまで主張してきたことと、あまり変わりません。特に橘玲さんの『貧乏はお金持ち』と被るところがいくつかありました。

 しかし、他の本にはない、本田さん独自の実用的な考え方やアドバイスもいくつかありました。「ホウレンソウ(「報告・連絡・相談」の略)ができなくても問題ない」や「ポジティブ・シンキングだけでは生き残れない」などの項目には、とても納得できます。


 読み終えた感想は、とても良い本でした。本田直之さんの本は、本書以外で何冊か立ち読みしたことあるのですが、どれもイマイチでピンときませんでした。そのこともあって彼の本を少々敬遠していたのですが、本書を読み終えてみると、その気持ちが消えました。

 極端な自己啓発の主張(「やればできる」など)もなく、経済的・学術的な見解から書かれているアドバイスには、大変共感できました。文庫版のタイトルと本書の内容はあまり合致していないので、そこは注意が必要です。

 ただ、自由な人生を手に入れる考え方としては参考になる1冊だと思います。オススメです。


レバレッジコンサルティング


スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【『自由な人生のために20代でやっておくべきこと』】

自由な人生のために20代でやっておくべきこと[キャリア編] (幻冬舎文庫)(2012/03/07)本田 直之商品詳細を見る ハワイと日本のデュアル・ライフを実現し、日米にある複数の会社の経営に...