『ツレがうつになりまして。』

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
(2009/04)
細川 貂々

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 うつになってしまったツレとマンガ家である奥さんの細川貂々さんの生活の日々をつづったマンガです。NHKにてドラマ化されました(主演:藤原紀香さん・原田泰三さん)。今度は宮崎あおいさんが主演で映画化されるそうです。マンガではありますが、内容は実用書としての要素があるので、ブログ上での分類は一般的な本として取り上げます。

 うつになってしまってから、自殺願望が出たり、寝込んで動けなくなってしまったりするツレ。そのツレに対して、冷たくあしらってしまったり、戸惑ってしまったりするテンさん。お互いにうつに対して四苦八苦しながらも、何とか生活していく二人。

 実生活に関する記録なので、精神疾患を持つ自分も読んでいて共感できるところがあります。「ガンバレと言ってはいけない」「うつの良い状態・悪い状態には周期がある」など、うつに対する知識も書かれています。

 この本を読んでいて学んだことは「精神疾患って、家族の誰かに降りかからなきゃ、結局人間理解できないんだ」ということ。うつなどの精神疾患に対して「根性がない!」「お前が悪い!」と叩く人がいますが、それは責任がかからない赤の他人に対してだから言えること。自分の家族がなったとしたら、そんなこと無責任なことは言えません。精神疾患にしろ、大災害の被害にしろ、実際に自分に身にかからないと理解できないのが人間。私自身を含めて、皮肉なものなものです。

 私はブックオフにて、オリジナルの本を買いました。現在は文庫化もされていますので、新品が欲しい方はそちらをどうぞ。

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