『これからのNIPPONを支える産業「トークライブ!」』の感想(1)

 前回の記事で紹介しました『これからのNIPPONを支える産業「トークライブ!」』の参加に関する感想です。

 前回紹介した通りトークライブは、農業・漁業・介護・新エネルギーの4つの産業に従事する方々が来ていただき、それぞの業界で働くことのナマの話や、将来性について語り合うというもの。それぞれの産業に従事する方々は以下の人々(紹介文は宣伝チラシより引用)。

【農業:宮本圭一郎さん】
 ㈱みやもと農園代表。教師から15年前、新規で農業を始める。第一次産業としてではなく、「第六次産業」として魅力ある農業を実践中! これからの農業が見える。

【漁業:立花貴さん】
 震災発生直後、地元宮城へ戻り、漁師となる。石巻市雄勝町にて日本の新しい農業を目指す会社「OH! ガッツ」をスタート。メディアでも多数紹介され、著書も出版。

【介護:砂川秦斗さん】
 ATALASネットワーク理事。ネットカフェ難民を経験した後、29才で初就活。「就活」「介護」で著書を出版。現在、福祉介護業界で活躍中!

【新エネルギー:坂本雄司さん】
 太陽光発電の「㈱京セラソーラーコーポレーション」営業部部長。震災以降、日本のエネルギー事情が変わろうとする今、再生可能エネルギーの普及拡大を目指す。



 どの産業もこれからの日本社会の将来を支えるものとして、今回のイベントで取り上げられています。日本の食料自給率の低さから、農業・漁業は食糧問題に不可欠。高齢社会となった、日本において生活困難な老人を助けるための介護は不可欠。3.11の原発問題によって、原発に代わる安全な新しいエネルギーが不可欠。これからの日本社会でどれも注目される産業ばかりです。


 ではイベントの内容をさらりと書いていきます。

 最初の90分間は、各産業の方々が自分のプロフィールを語りつつ、自分が従事している産業や仕事の紹介を話してくださいました。全部は紹介しきれないので、私が印象に残った宮本さんと立花さんの話を箇条書きでまとめました。

【農業:宮本圭一郎さん】
・野菜農家を経営
 →普通の農家は1~2品目の野菜しか作らないが、宮本さんは20品目以上を栽培。
 →共に働くスタッフと交代しながら365日農業に従事。
 →近所のスーパーに専用の商品コーナーを設置してもらい、そこに自分が栽培した野菜を販売。

・第六次産業
 →普通の農家は、栽培した野菜を農協に卸して販売するが、宮本さんは農協には卸さない。
 →自分で営業して、値段や販売場所を交渉して決めることができる(これが第六次産業の特徴)。

・その他
 →いずれ米や麦、そば、鶏卵なども取り入れ、それらの加工販売も行いたい。
 →就農希望者のための研修制度も実施しており、年間50人もの研修生がいる。

【漁業:立花貴さん】
・漁業
 →漁業といっても、養殖業に従事。
 →「日本の新しい漁業」「日本の新しい街づくり」として、既存の漁業とは違う漁業の在り方を模索中。
 →事業は始めてからまだ1年目。

・震災の影響を受けて…
 →町の復興のためにできることはないかと、家族を置いてまで、被災地での復興支援に参加。
 →震災の惨劇を目の当たりにし、そのまま被災地に残った。



 いずれの方々も、最初から各々の産業・事業に従事していたわけではなく、転職したり、長く働いてきた中で自分の出来ること・したいことを求めたりして、現在の仕事に従事しているとのこと。「初めからその仕事に従事しているわけではない」というのは驚きでした。何かしらの仕事に従事している方々は、初めからガンガンその仕事に従事しているイメージがあったので。

 また、農業の宮本さんと漁業の立花さんは、会社組織としてそれぞれの事業を運営しており、世間一般でイメージされる農家や漁師さんは個人経営のイメージが強いので、これも珍しいと思いました(キノコでおなじみの株式会社ホクトのように、大規模の農作物を販売している企業もありますが、宮本さんと立花さんの事業とは規模や方針が少々違います)


 記事が結構長くなるので、今日はここまで。続きは次回の記事に書いていきます。


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