『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
(2009/01/15)
本田 直之

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 ハワイと日本のデュアル・ライフを実現し、日米にある複数の会社の経営に関わっている本田直之さんの本。ブックオフでたまたま105円で売られていたものを購入。

 本田さんがこれまで出版されてきた本は『自由な人生のために20代でやっておくべきこと』を読む以前から、いろいろと気になっていました。本書もそのうちの1つ。


 本書はタイトル通り、面倒くさがりやの方が仕事や人生でうまくいくようになる法則について、本田さんなりにまとめたもの。

 本田さん曰く、自身は「究極の」面倒くさがりやだといい、コツコツ地道に努力することが嫌いで、部屋や書類の整理整頓だって苦手だとのこと。そんな面倒くさがりやの本田さんが問題解決のために、「面倒くさがりやだからこそ、自分が取りかかる物事にさまざまな創意工夫をこらして、面倒事を徐々に減らして、物事の問題を解決しよう!」と図るのが本書の狙いです。

 本書で書かれている55の法則の内容について、その一部を紹介しましょう。

【「目標」をつくる】
 後々面倒事が起こらないように、目標を立てて、それに沿って行動する。あらかじめ目標があれば、行き当たりばったりで行動することなく、物事に専念できる。

【がんばらない】
 最初から全力投球で物事を進めるとダレてしまうので、適度な力量で長時間継続できる作業能率を心掛ける。

【強制力を利用する】
 自分が始めようとする物事を、周囲に宣言して、その宣言通りに動く。そうすることで強制力が働き、自分で物事を投げ出さないように心掛けるようになる。

【家計簿をつける】
 お金の支出をコントロールするために家計簿をつけるようにする。「家計簿をつけても、お金は増えない」と言われるが、大事なのはお金を増やすためにつけるのではなく、支出をコントロールすることで浪費を防ぐことである。

【自己紹介しない】
 自己紹介には途方もない時間がかかるし、けっこう面倒。そうならないためにも常日頃から自己紹介のツール(名刺や自著、ブログ・HP)を自分で何かしら用意して、相手にはそれで理解してもらう。




 読み終えた感想ですが、正直微妙でした。「何でもやればできる!」というほどの無茶な自己啓発はありませんが、どの法則も「これだと逆に、面倒くさがりやはできないだろ…」と思ってしまう法則がしばしば。書かれている法則の多くが、他の本でも書かれていた既知の内容だったのも、物足りなかった。

 なにより55もの法則をすべてできてしまうなら、「それって面倒くさがりやじゃなくて、ちゃんとしたできる人じゃないか!」と思わずツッコンでしまった。

 微妙だった分、あまりオススメしません。「自己紹介しない」といった法則のように「これは斬新でイイな!」と思うものもありましたが、面倒くさがりやには難しいと感じてしまうものばかり(かくいう私も面倒くさがりやなので)。

 面倒くさがりの克服なら、行動科学の方が具体的で分かりやすいので、そちらの方が良いかと。


レバレッジコンサルティング(本田直之さん経営のコンサルティング会社)


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