『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』

問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい
(2012/12/13)
山田 真哉

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 ベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者である山田真哉さんの本。私の父が山田さんからもらったもの。私もさっそく読んでみました。

 本書は、山田さんが久しぶりに書く会計(お金)に関する本。山田さん曰く、最近は講演会などで歴史などの話ばかりしていたら、周りから「会計(お金)の話を聴きたい」と突っ込まれたらしく、それを受け止めた山田さんが初心に帰って書いた本が本書だとのこと。

 本書で取り扱われている話題の半分以上は、基本的にこれまで山田さんの著書で書かれてきたことと重複しています。「なぜあの商店は何年も潰れずに営業しているのか?」「△△という資産運用は、年利の計算をしたら、得になるのか損になるのか?」といった、身近な話題を通して、会計の知識や考え方を解説しています。

 経理で働いている私の父曰く、会計に関する話題でも、本書は経理そのものの内容についていろいろと書かれているとのこと。

 各チャプターの終りには、表紙に書かれている女の子たちの4コマ漫画があり、会計の知識に基づいたネタやオチが少々書かれています。

 重複している内容は、これまで山田真哉さんの本を読んでこられた方にとっては既知の内容なので、大きな新鮮さはそれほどないと思います。ですが、個人的に本書で興味深かったのは、本書の最後のチャプターで書かれている「老後の貯蓄」などの個人の資産運用に関する山田さんなりの具体的なアドバイスです。

 「パーソナル・ファイナンス」と呼ばれる、私たちの暮らしを豊かにする経済・会計の事柄で、山田さんなりの考えが提示されています。「老後に必要なお金はいくら必要か?」「消費税増税前に大きな買い物(マイホーム購入など)はしておくべきか?」などなど、昨今で話題となっている身近なお金の疑問や不安について、会計の観点から具体的な答えが出ています。


 読み終えた感想ですが、とても面白かった。会計の知識をわかりやすく学習できたのもそうですが、山田さんが述べた「パーソナル・ファイナンス」の項目が一番面白く、参考になりました。山田さん自身の昨今の社会事情や経済事情に対する考え方や打開案を知ることができたのが、ツボでした。オススメです。


『問題です。~』の山田真哉さんのサイン
▲山田さんがに書いてくださった直筆のサイン


公認会計士 山田真哉工房


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