就活で受かるコツなんてない

 先週の土曜日、就活で知り合った友人が食事に誘ってくれて、一緒に食事をした。

 食事の席で、彼は私が就農できたことを知って、「就活で受かるコツを教えてほしい」と質問してきた。彼は新卒で就職できず、現在アルバイトしながら正社員を目指して就職活動を続けている。質問ではしっかりと手帳にメモの準備もして、いろいろ私に質問をしてきた。

 私は一応ギリギリながらも新卒で正社員に就職できた過去がある。そのこともあって、就職にあぶれた他の友人からも、「就活で受かる方法を教えてほしい」と何度か質問をされたことがある。


 相手には申し訳ないが、私はこの質問に答えられない。「そんなものがあるんだったら、こっちが教えてほしいよ!」と答えるしかない。そんなコツや方法があるのなら、私に限らず、すべての求職者が希望の就職先に合格しているだろう。

 私は確かに、新卒でIT企業に就職できた過去はあるが、大してうまくいかず退職してしまっている。今回の就農も、達成できたとはいえ、それが必ずしも満足な結果にまだつながっていないのが現状だ。必ずしも就活が成功しているわけではない。

 それに今までの就活で合格していたのも、なにか特別や方法やコツを使ったわけではない。受かった私が言うのもなんだが、受かった理由なんて「私にも分からない」というのが本音だ。なぜ自分が合格できたのかなんて、当たり前だが先方は教えてくれない。これは不合格になった場合も同じだ。

 就活の合否について、留年玉子さんは過去に自身のブログで、下記のように仰っていた。

僕は社会に出て、就職活動を振り返ってみて思ったことがあります。

それは「就職活動はめちゃくちゃ時間のかかるくじ引きだ」ということです。

大手就活サイトはよく「自己分析しろ!!!自己分析しろ!!!自己分析しろ!!!」としつこく言ってました。
しかし、たとえ自己分析を100時間やったとしても、面接官との相性が悪ければ落とされます。
また、自分がどんなに「この会社に入りたい!!!」と思っても、面接官との相性が悪ければ落とされます。
興味のわかない日経新聞を毎日欠かさず読んだとしても、面接官との相性が悪ければ落とされます。
卒業研究の時間を削ってインターンシップに参加しても、面接官との相性が悪ければ落とされます。
企業のHPをすみずみまで閲覧して全てを知り尽くしたとしても、面接官との相性が悪ければ落とされます。
就活本をボロボロ人るまで読んで社会人マナーを叩き込んでも、面接官との相性が悪ければ落とされます。
エントリーシートを丸1日かけて書き上げても、面接官との相性が悪ければ落とされます。

でも、学生の立場からすると、面接官との相性なんて、そんなの面接するまで分からないわけです。
面接官との相性がいいかは運に任せるしかありません。
つまり、合否の大半は運で左右されます。
これはもう「くじ引き」とおなじような世界です。
しかも、当たりかはずれか分かるのに数ヶ月かかります。
これはもう「めちゃくちゃ時間のかかるくじ引き」と同じではないでしょうか?



 東京しごとセンターなどで就活の相談をすれば、就活で受かるコツや方法のアドバイスをいくらでも聴けるが、それでも100%合格できるわけではない。

 それらのアドバイスは、いくらから合格できる確率をあげることはできるだろうが、100%ではない。これは求職活動なら、だれもが経験しているだろう。こうなれば、留年玉子さんの仰る通り、「くじ引き」とほぼ同じである。結局、運の要素がある以上、何らかの策で物事が劇的に変わるというのはいかないのだ。


 話を友人との食事を戻そう。友人には、就活で押しらえられるコツや方法などなかった。私も就農と彼が求めている職種の違いもあって、彼が求めているようなアドバイスなどできるはずもなかった。

 とはいえ、せっかくの会話の機会。このまま終わらせてしまうのは、さすがに心もとないと思った。そこで、素人ながら私がやってきた就活のことについて、できるだけのアドバイスを彼に話した。

 今回は長くなったので、ここまで。近いうちに、私が彼に話したことについて、あらためて記事を書きたいと思う。


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