廉価版のススメ

 私は自分の欲しいテレビゲームを買う際、なるべく廉価版(あるいは定価の新品でも、店側が決めた値下げ品)で買うようにしています。廉価版とは、過去に発売された製品を、値下げして再販する商品のことを指します。廉価版には通常版とは違い、専用のパッケージやシールが貼られているので、通常版との差別化が計られています。SCEが提供するthe Bestや、スクエニのULTIMATE HITS、カプコンのBest Priceなどがそうです。

 廉価版を選ぶ理由は何と言っても安さ。テレビゲームの価格は基本的に、据え置きソフト7000~8000円、携帯ゲームソフト5000円前後と高めです。しかし、廉価版なら大抵2800円(約3000円)ほどで買えるのでかなりの安さ。中古でも同じくらい値段がかかるソフトも多いので、中古で買うよりもキズものなどのリスクも低くなります。他にも以下のメリットがあります(前文で記したことも載せておきます)。

1.新品で買えて、なおかつ安い(中古でも価格が変わらない場合も)
2.中古とは違い、キズもののリスクも低い
3.製品によっては、通常版にはなかった追加要素が収録
4.製品によっては、通常版にあったバグなどの不具合が修正
5.新品なので、家電量販店やショッピングサイトなどでも気軽に買える
6.新品購入で、間接的にゲーム会社へのへの投資につながる



 3と4についてはかなり嬉しい点。安く買えるうえに追加要素や不具合の修正もされているわけですから、かえってお得。しかし、その分通常版を購入した消費者からは「損した」という非難の声が出ています。

 5はお店によってはポイントカードのポイントが溜まるので、溜まったポイントで別の商品を買う際に値引きすることが可能です。特に家電量販店での買い物では、この恩恵が大きいです。

 6はあくまで間接的な話ですが、ゲームを新品で買うということは、そのゲームの売上アップに繋がることは言うまでもありません(お店によっては新品の販売の取り扱いが若干異なるかもしれませんが)。中古で買うと、その中古商品を取り扱う業者にしか利益が届きませんが、新品ではその商品を取り扱う業者だけでなく、ゲーム会社の方にも利益が出ることになります。将来より良いゲームソフトをゲーム会社が製作・提供してもらうための将来の投資となるのです。廉価版は元から値段が安いのですから、リスクの高いエミュレータなどでプレイするよりも合理的です。


 と、ここまでは廉価版のメリットについて述べましたが、残念ながらデメリットがあるのも然り。理由は以下の通りです。

1.パッケージのデザインが通常版よりも安っぽい
2.店によっては、中古での買い取り不可
3.廉価版として再版される時期が不定期(製品によっては廉価版にならないことも)


 
 1については賛否両論。製品への拘りが強い人には嫌がれます。この理由もあってか、2のように、中古商品を取り扱う業者によっては廉価版のパッケージの製品は買い取ってくれません。

 3は最近のゲームソフトは、この傾向が強いように感じます。ゼノサーガシリーズはEP1とEP2では廉価版が出たのに、人気のあるEP3は未だに廉価版が出ていません(不評だった2ですら廉価版になったというのに)。戦国無双2Empiresは発売から2年で廉価版が販売(それまでの無双シリーズは大抵発売から1年で廉価版が販売されていました)。製品によっては廉価版で再版されても、ソフト自体の知名度から生産数が少なく、新品での発売も即終了してしまうものもあるので注意です。

 以上廉価版に関する特集でしたが、最後に一つ。必ずしもすべてのソフトを廉価版で買う必要はありません。自分が欲しいソフトについて、廉価版で買うかどうか以前によく考えてから計画的に購入しましょう。とあるソフトで2800円の廉価版が出ていても、中古でそのソフトが300円なら、後者を選ぶ方が多いでしょう。その時々で、お金や時間のことを考えて、賢い買い物をすることが大切です。


<参考>
Wikipedia『廉価版』


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