現法人を辞めることを決めました

 突然ですが、私は現在勤めている農業法人を辞めることを決めました。辞める理由ですが、いくつかあります。

 一つは農業のこと。

 現法人には農業を働きながら学びたいという気持ちで就農しました。ですが、肝心の農業がうまく機能していませんでした。私が勤めている農業法人では、農業以外にも福祉事業も系列で行っているのですが、これら両者の両立がうまくいかず、結果どちらも良い成果が出ていないのが現状となっています。

 農業は、地元の農家出身のAさん(仮名)が農業アドバイザーとして従業員に指導しているのですが、指導通りやっても福祉との両立ができない結果、不作に終わってしまいます。質の悪いままの農作物を市場になんとか出荷しても、高値で引き取ってもらえるはずもなく、いつも安値。そうした悪循環から、収益もろくに出ない状況でした。

 こんな状況ですから、農業をやっているのに技術や成果の実感がないのです。私の労働意欲も次第に下がっていきました。こんなんじゃ給料はおろか、技術習得もへったくれもない。

 二つ目に現法人の経営のこと。

 以前から当ブログでも書いてきましたが、現法人は本当に赤字。これが悪い方向に大きくなっているといい、いつ倒産してもおかしくない状況です。

 「そんなに悪いなら、経営者は何やっているんだ?」と思われた方もいるでしょう。残念ながら、社長は赤字のことは考えているものの、福祉と農業の両立を未だに目指そうとしています。Aさんは「いい加減、(両者を)切り離そうよ」と会議で社長に話したのですが、聴き入れてもらえず。社長は温情に厚い性格のせいか、福祉のことはよく考えるのですが、民間としての経営はうまくいかないようです。

 そうした状況にAさんがブチ切れており、「社長が法人のことをしっかり考えてくれないなら、私辞めるよ!」と、愚痴をこぼしています。社長はAさんから農機具の借り貸しや借金もしているので、辞める際は農機具と借金の返済を完済してもらってから辞めると、業を煮やしています。Aさんの辞職でも、現法人の倒産を招くという爆弾があるのです。

 Aさん以外の従業員の意見もまとまらず、現法人の経営の先行きはいつも不安定です。ここまでくると、一生懸命働こうと働かまいと、結果が良くなるとは思えなくなってきました。

 三つ目に私の精神疾患のこと。

 上記で書いてきた問題に加え、周囲の人間関係も悪化してきました。精神疾患持ちの私は何かと疑いの目で見られることも多く、そこからありもしない言いがかりなども言われるようになりました。

 特に先ほど書いたAさんは、我が強い典型的なオバタリアンで、口うるさい女性。農業に関して口うるさいのは仕方ないと思うのですが、私への農業以外の口出しが増えてきて困っています。最近は私を憂さ晴らしのはけ口として見るようになったのか、私への当てつけ(パワハラ)がひどくなってきました。分からない農作業を私一人に押しつけたり、私生活のことで事あるごとにケチつけるようになりました。最近は私の精神疾患を見かねて、「(現法人を)さっさと辞めたら?」と言わんばかりの問答を言ってくるようにもなりました。

 今まで耐えてきた私ですが、ここまでくるとさすがに限界でした。「俺は農業をやりにここに来たんだ! くだらない人間関係のはけ口として来たんじゃない!」と。


 以前こちらの記事でも書きましたが、今月初めに行ったかかりつけのお医者さんの診察では、「現法人を辞める」という結論が出ました。当初は延期された試用期間の結果を聞いてから辞めるかどうか決める予定でしたが、現時点ではそうも言ってられない状況です。

 今後のことはまだどうするか決めてはいないのですが、共育学舎に行くことも含めたうえでどうするのかを決めたいと思います。ただ、しばらくはお医者さんに通いながら療養期間に入ると思います。

 最後に辞める時期ですが、

 「いつ辞めるか? 今でしょ!」

 …とは、いきません。

 具体的にいつ辞めるのかは現時点ではまだ決めていません。ですが、もう近いうちに辞めるつもりです。今月いっぱいか、来月いっぱい。いずれにせよタイミングをみて、辞めることを現法人に伝える予定です。


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コメント

No title

なるほどね。
同年代無職として思ったことを少々書きます。
まず、末端構成員のチャゲアスさんが、そんなに組織自体の存続を気にかける必要は無いのではないか、ということです。
今辞めないにしても、いずれ辞めるというのであれば、僕なら、次の方向性が確定出来るまで組織にぶら下がってみます。それまで給料もらえるし、辞めてからやること決めてないならなおさらね。
技術うんぬんの点については、まあ、僕自身農業のことはわからないですが、少なくともAさんは農業について玄人なんですよね。近づきがたい人だとしても、「農業を教わる」にはまだ余地があるのでは。
疾患については、さらに僕が意見できる事じゃないでしょう。なので、今回、トータル(総合的)に退職を判断したのだということは疑いません。辞める結論にきっと間違いは無いと思います。

ただし、僕は会社を辞めるときに、当時の立場で、組織から絞れるだけ絞ろうとしました。すなわち、ちょっとでも長くいれば、少なくとも10万円単位で自分の資産が変わりますからね。
金と不満とやりたいことの兼ね合いをとかく考えて、やめどきを延ばしました。辞めればおそらく、二度と関わらなくて済む人たちになりますしね。情け無用です。

Re: No title

>>あむさん
>そんなに組織自体の存続を気にかける必要は無いのではないか
無論、経営のことは経営者が判断することなので、私が口出ししても意味がありません。
問題なのは、経営がうまくいかないことによるとばっちりが、私にくるということなんでよ。
経営のとばっちりが私に来ては、もともこもないですよ。

>今辞めないにしても、いずれ辞めるというのであれば、僕なら、次の方向性が確定出来るまで組織にぶら下がってみます。
私もしばらくは現法人で働いて、独立のタイミングが来たら独立しようと考えてきましたが、もうそれすらもできない現状です。
現法人の社員の間では「今月の給料は出るの出ないの?」という話題で持ち切りで、今月の給料すらもらえるかどうかもあやぶまれています。
こんなんだったら、もう1分1秒でも居たくない。

>近づきがたい人だとしても、「農業を教わる」にはまだ余地があるのでは。
もうこれも「望みが薄い」としか言えません。
いくら教わっても質が悪かったり、不作に終わったりしたら、学んでいる気も起きません。
最近では、先方の責任転嫁まで出てきていい加減うんざりしています。

どっちにしろ、もう現法人には見切りをつけました。
確かに巷では「キャリアアップのためにも、辞めるのは我慢しろ」と言いますが、元々社会不適応な所が自分にある以上、もう耐えられません。
どの道、あらためて自分の生き方をどうするか、考えざるを得ません。
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