2010年代前半を生きてきて思うこと

 2013年も残すところ、あと数日で終わり、2014年を迎えようとしている。2010年代に突入してから、3年が過ぎようとしている。

 私を含め、すべての人類が2010年代に生きている。今回は、その「2010年代に生きている」ということについて、感じたことをありのままに書いていく。


 まず正直なことを言うと、私はこれまで「2010年代に生きている」という実感がなかった。つい最近まで「2008~2009年に生きている」という感覚だった。「2010年代に生きている」という実感が湧いたのは、本当につい最近のこと。

 2000年代を生きていた頃は、「中学→高校→大学」という自分自身の歴史の成長のステップを踏んだこともあり、成長と同時に時代が変化していくのが目に見えていた。

 当時はIT技術が大きく進化した年代でもある。当時持っていた携帯電話は進化に進化を重ね、機能が充実していった。私が大好きなゲームも、PS2からPS3という大きな進化を受けた。ネットサーフィンで見かけるサイトの構成も、FLASHを多用したりして、大きく変化した。身の回りにあるそれらのものを通じて、2000年代という時代が変化していくのが身にしみて実感していった

 そうした時代の変化を感じなくなったのはいつの頃だろう…。

 2010年代に入った頃のことだ。2010年を迎えた当時、私は「2010」という数字そのものに違和感を覚えていた。2000年代は下一桁が変化するのに対し、2010年代は下二桁が変化した。たったそれだけのことなのに、大きな違和感があった。そうした時代を迎えたこと自体が、自分にとって変に思えたのだ。

 そんな変な感覚を抱いたまま、2011年、2012年、2013年も迎えることになる。その感覚と同時に、時代の変化についていけなくなり、それらに対する刺激も減っていった

 2010年代に入ってからは、携帯電話に代わって、スマホが台頭していった。携帯電話が当たり前だった私にとって、スマホはとても未知の領域だった。今年手に入れたスマホですら、携帯電話を持っていた頃のように、うまく使いこなせていない。

 2000年代のネットの世界では、多くの人々が個人のWEBサイトを立ち上げて、それぞれ個性やオリジナルのある個人サイトを立ち上げていたが、やがてブログ→Twitter→Facebookという変化に押され、目立たなくなっていった。TwitterやFacebookは誰でも気軽にネットで情報発信ができる反面、発信内容が簡素すぎたり、デザインがテンプレートの流用ばかりで個性がないなど、個人サイト独特の趣はなくなってしまった。

 大好きなゲームについても同じことが言えた。PS3が台頭したのは良いが、PS2の頃に期待していたワクワクドキドキするほどの代物ではなった。確かにスペックは良いし、面白いソフトもある。だが、これまで期待されていた『メタルギアソリッド4』や『バイオハザード5』は面白かったものの、びっくりするほどの出来ではなった。(私は未プレイだが)期待されていた『ファイナルファンタジー13』もいろいろと迷走しており、これまでの期待とは大きく外れてしまった。

 『コールオブデューティシリーズ』などのびっくりするほどの面白いシリーズ作品も登場したが、それらも最新作が出るたびに期待とは裏腹の評価が低い作品になっていった。もうここ最近は、mk2グループへのソフトレビュー投稿でも、満足度が5点になるようなゲームに巡り合っていない(ぜひ今後のプレイで巡り合いたいところだが)。

 スマホもゲームも、驚きという刺激の度合いが減ってしまった気がする。

 携帯電話が無かった頃の度合いが0だとすると、携帯電話の登場は100ぐらいにまで跳ね上がった。だが、スマホの台頭での刺激の度合いは私にとって130ぐらいしかない。

 ゲームはPS2の頃は100あり、PS3で180ぐらい上がった。だが、PS4にもなると、±10くらいの変化しか感じなくなり、驚きの度合いも減ってしまった。

 身の回りにあるそれらのものを通じて、時代が変化していくのが身にしみて実感していった私にとって、身の回りの変化や刺激は大して驚くべきものではなくなってしまった。「2010年代に生きている」という実感がなかったのは、このせいではないかと個人的に考えている。


 そして現在。スマホもなんとかそれなりに使えるようになり、ブログや共育学舎を通じた人とのネットワークも構築できた。こうしたことが乗じてか、「2010年代に生きている」という実感が今までに比べて、湧いてきているのが実感できるようになっていった。

 これまで私が生きていた2010年代は、2000年代の延長にしか過ぎなかった。だが、これからの2010年代は、私にとって「2010年代を生きている」という実感を持てる時代なのだ。つまり、これからが私にとって2010年代への突入なのだ。

 この変化を実感できるまで、4年近くもの時間を要してしまった。別に私生活に支障が出ていたわけではないが、心の片隅にあった小さなモヤモヤがすっきり晴れた。他者から見ればどうってことない問題ではあるのだが、もう変な感覚を抱える必要もないと思うとすがすがしい気分だ。

 これでひとまずは、2014年を迎えることができそうだ。さて、来年はどのように生きようか…。


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