ゲームソフトのタイトルのナンバリングにもの申す

 AVGNことジェームズ・ロルフさんが、ゲームソフト・映画のタイトルのナンバリングについてもの申す動画がある。とても面白いので、まずはそれを観てもらいたい。



 ゲームソフトのタイトルのナンバリングや一貫性が崩れてしまうのは、現在でも確かにある。AVGNは主にレトロゲームについて取り上げていたが、私は最近のゲームソフトについて同じように述べていこうと思う。


1.コールオブデューティシリーズ

 私が最初に思いつくのはこのコールオブデューティシリーズ。本編・外伝の作品を含めると、10作以上開発されているシリーズである。『ファイネストアワー』などの外伝的作品を除き、シリーズ本編について、ここでは述べていく。

 ます、コールオブデューティシリーズは、PC版のみ発売の1から始まり、4まではナンバリングタイトルが一貫して続いていた。開発はインフィニティワード。途中PC未発売で、別会社であるトレイアーク開発の3を含めても、ナンバリングタイトルが続いていた。

 ところが、このナンバリングタイトルの一貫性が崩れてしまう作品が登場する。それがトレイアーク開発の『ワールドアットウォー』だ。ナンバリングタイトルでいうと、5作目にあたる作品だが、ナンバリングタイトルがつかなかった。

 これを機に、インフィニティワードは4の副題である『モダンウォーフェア』をシリーズとして、新しい小シリーズを打ちだす。モダンウォーフェアシリーズは3まで続き、1・2・3という3部作構成で揃うことになる。

 その一方、トレイアークは『ワールドアットウォー』の事実上の続編である『ブラックオプス』を開発。その続編である『ブラックオプスⅡ』を発売。こちらはナンバリングこそ一貫してないものの、モダンウォーフェアシリーズ同様3部作構成でそろうことになる。

Infinity Ward:1→2→4MW⇒MW2⇒MW3→G

Treyarch:3→WaW⇒BO⇒BOⅡ



 最近では、最新作のインフィニティワード開発の『ゴースト』が発売されたが、それにもナンバリングはついていなかった。今後もコールオブデューティシリーズにナンバリングがつくことは、おそらくないだろう。


2.メダルオブオナーシリーズ

 コールオブデューティのライバルであるメダルオブオナーシリーズも、ややこしいタイトルをつけてしまった。

 話はズレてしまうが。メダルオブオナーシリーズはナンバリングではなく、副題で作品の内容を分けている。「副題をつけて分ける」については、当初から一貫性があるので問題はない。だが、ややこしいことになってしまったのは、2010年に発売された『メダルオブオナー(以下:2010)』だ。

 日本では発売されていないが、最初の『メダルオブオナー(以下:初代)』はPSで発売された。第二次世界大戦のFPSとして造られてきたが、後に台頭してきたコールオブデューティシリーズに追いつかれ、現代戦の『コールオブデューティ4 モダンウォーフェア』で追い越されてしまった。

 それに負けじと造られた2010年版も、現代戦のFPSとなった。相当力を入れて開発したのか、タイトルも副題の無い『メダルオブオナー』にしてしまった。これがややこしい。

 日本では初代は発売されなかったのでそうでもないが、海外では初代も同名であるため、判別がしにくい。2010年に発売されたことにちなんで『メダルオブオナー2010』にしてもよかったのではないだろうか。


3.無双シリーズ

 私が最近ややこしく感じるシリーズは、無双シリーズ。元々無双シリーズは、「猛将伝」「Empiers」「Special」「International」などの副題が付けられてきた。これらはどちらかというと拡張ディスクやマイナーチェンジ版で付けられる副題であるため、続編という意味合いで付けられるわけでないので、まだ判別しやすかった。

 しかし、それを判別しづらくさせるタイトルの付け方が出てきた。『北斗無双』『ガンダム無双3』の続編で付けられた「真」の文字である。

ガンダム無双:1→2→3→真



 元々「真」は、『三國無双』が当初の格ゲーから現代の無双アクションに変化するにあたって、付けられたものだった。この時はジャンルの変化に伴って付けられていたので、特にややこしくは感じなかった。

 ところが、『北斗無双』と『ガンダム無双3』の続編にあたっては「真」というタイトルを付けてしまった。「前作とは違う内容」という意味合いを兼ねてつけたのだろうが、正直根本的なゲーム性は変わっていないだろう。私は未プレイだが、公式PVやレビューなどでそれらのゲームを調べてみても、無双アクションであることに変わりはなかったからだ。

 『真・三國無双』のようにジャンルそのものが変わってしまうくらい、根本的に大きな変化があるならまだしも、それらもなしに「真」の名前をつけてしまうのは、単にややこしくなっただけではないか。特に『ガンダム無双』は1・2・3とナンバリングが続いていたのだから、そのまま4にしても良かったはず。


 私が取り上げるのは、以上上記の3作だが、調べてみれば他にもナンバリングタイトルが異なるものもあるだろう。探してみると、矛盾をはらみつつも、案外面白いかもしれない。


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