3年以内の離職者の名将は「渡り人」

 ひきこもり名人こと勝山実さんのブログに大変興味深い記事がありました↓。

鳴かず飛ばず働かず「ひきこもりの新名称は“おてんとうさん”に決定」

 ネガティブイメージのある「ひきこもり」という名称を、ポジティブなものにしようと「おてんとうさん」にしようと試みる記事です。

 この記事を読んだ時、私はふと思いました。「就職しても3年以内で辞めてしまう若者にも、ポジティブな名称をつけられないか?」と。

 ニート・ひきこもりでなくても、働くことにポジティブな意義を見出せない人がいると思います。その最もな事例が、就職しても3年以内で辞めてしまう若者でしょう。辞めてしまうことが決して悪いわけではないのは当然ですが、「職を転々とする」という言葉にネガティブな印象を持ってしまう人も多いはず(かくゆう私も、3年以内に辞めてしまった人間の1人です)。

 世間ではそうした若者に対して「根性無し」などとバッシングしていますが、結局それだけで根本的な解決にはなりません。ブラック企業による過度な労働でなくても、現在働くことに意義を見出せない人は大勢いると思います。ベーシックインカムのようなセーフティネットを導入することで、離職の悩みを減らすのが根本的な解決になると思うのですが、現実ではそれを受け入れない人が大多数でしょう。

 ならば、せめて彼らにポジティブな名称を付けて、印象くらい良くしようじゃないか。そう考えたのが、今回の記事で私が一番に言いたいことです。では肝心の名称をどうするか、いろいろ考えました。

 最終的に決まったのが「渡り人」という名称。

 仕事や生活など、さまざまな世の在り方を渡りながら生きていく人。そんなイメージを重ねて、この言葉に決めました。

 一概に「コレ!」とは言えませんが、3年以内に離職した人は何かしら次の行動を取るでしょう。新しい仕事や職場を求めて転職活動をする。俗世に疲れて、ひきこもり・ニートになる。うつ病などの疾患対処のために療養生活に入る。などなど、人それぞれでしょう。どれが良くて、どれが悪いなんて、そう簡単には言いきれません。

 ただ、どの行動にも言えることは、「以前の次元から何かしら新しい次元に渡る」という過程を経ている、ということです。転職活動をするにしろ、ニート・ひきこもりになるにしろ、療養生活に入るにしろ、以前とは違う次元の活動や生活をするわけです。

 そう言うと、「次元を渡る」ことに対してネガティブなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、3年以内に離職しなかった人だって、進学や就職、結婚などの次元を渡っているのです。それを考えれば、世に生きる人は誰だって「渡り人」なんですよ。それを考えれば、「渡り人」という名称も悪くないと思います。


 「渡り人」という名称で、3年以内に離職した人のイメージが少しでもポジティブになってくれれば幸いです。さあ、これからは皆で渡り人を名乗ろう!


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