漫画喫茶で漫画を読んだら得になるか?

 数日前に、地元の漫画喫茶に初めて立ち寄った。理由は2つある。

 一つは、漫画『北斗の拳』を読みたくなったこと。最近北斗の拳にハマり始めて、原作の単行本を読みたいと思っていた。ブックオフで単行本を集めるのも面倒だし、集めたところで飽きたら売却して処分することになると思っていたので、買わずに読む方法を探していた。買わずに済む方法として、漫画喫茶を選んだ。

 もう一つは、漫画喫茶そのものを利用した経験がなかったので、この際行ってみようと決めたこと。以前、高円寺のアメコミ専門の漫画喫茶に寄ったことはあるのだが、世間一般で言われる漫画喫茶(ネットカフェ)には、これまで利用したことがなかった。高校生の頃から利用したいと思ってはいたが、結局行かずじまいだった。そこで、北斗の拳を読むがてら、今回漫画喫茶に立ち寄ることにした。


 利用した時間は3時間。料金は、3時間パック900円で後払い。座席はオプションの課金なしのもので、個室かオープン席かのどちらかを選べたが、詳しいことはよく分からなかったこともあり、オープン席にした。個室でもオープン席でも、机にはデスクトップPCが置かれており、インターネットなどで自由に使える。

 私の地元にある漫画喫茶はフリードリンクサービスがある(大抵の漫画喫茶は、どこもそうだと思うが)。コーラやジュース、コーヒーやココアなどの清涼飲料は飲み放題となっている。

 私がお目当ての北斗の拳は置いてあった。北斗の拳は全部で27巻。文庫版ではなく、オリジナルの単行本だった。

さっそく私は、フリードリンクでコーラを飲みながら、北斗の拳を読んでみた。5冊分一気に持ちだし、それらを机に置いて、一冊一冊読んでいった。

 当初私は「27巻ぐらい、3時間で読み終わるだろう」と高をくくっていたが、考えが甘かった。結果は、3時間で読み終えた北斗の拳は1巻から10巻までの10冊。フリードリンクをつぎに行く時間やトイレに寄った時間を除いたとしても、全27巻を読むことは不可能だった。


 さて、今回利用した経験(結果)から、「漫画喫茶で漫画を読むことは得なのか?」を考えてみる。

 まず、漫画喫茶で漫画を読むという行為のみに着目した際、それに対するメリット・デメリットを考えてみた。それらを箇条書きにして、下記にまとめてみた。

【メリット】
・漫画は全巻もしくは最新刊まで揃っている。
・座って、飲みものを飲みながら、漫画を読める。
【デメリット】
・時間制限がある。
・読みたい漫画はメジャーな作品じゃないと揃ってない可能性が高い。



 メリットから見ていこう。

 「漫画が全巻もしくは最新刊まで揃っている」のは大変ありがたい。ブックオフなどで長編漫画を買って集めようとすると、最初の巻数は集めやすいのだが、後の巻数になるにつれ集めにくくなる。ブックオフなどで探しに出かけても、見つからずに不発に終わることが多いので、初めから全巻もしくは最新刊まで読める漫画喫茶はありがたい。特に「一度読めば充分」ということであれば、尚更だ。

 次の「座って、飲みものを飲みながら、漫画を読める」というのも良い。自宅ではそう頻繁に飲まない飲みものでも、フリードリンクで好きなだけ飲める。漫画を読みながら飲めるとあれば、最高だろう。「一度読めば充分」かつ「ゆったりとくつろぎながら読む」ということであれば、漫画喫茶で漫画を読めば充分である(フリードリンクがつくかどうかは店にもよるので、そこは事前に確認した方がいい)。

 しかし、デメリットがあるのも事実。

 サービスの運営上仕方が無いことではあるが「時間制限がある」というのは、ちょっと気になる。私は3時間パックを頼んだが、一冊単行本を読み終わるごとに時間をチェックしていた。長居のし過ぎで延滞料金を取られたくないので、3時間きっちり楽しめるように時間を気にしていたからだ。私は今回3時間で10冊の漫画を読めたが、人によっては「3時間でも、漫画10冊は読めない」という方もいるだろう。時間と料金の計算は後述するが、時間制限のせいで漫画をゆったりと読みづらくなる可能性も大いにある。

 次に「読みたい漫画はメジャーな作品じゃないと揃ってない可能性が高い」というのも、人によっては気になるところだろう。漫画喫茶は確かに漫画がたくさん置いてあるが、基本的にメジャーな作品に限られると思った方がいい。ブックオフではメジャー・マイナー含めて大量の漫画を扱っているが、漫画喫茶ではマイナーな漫画は少ないだろう。北斗の拳のようなメジャーな漫画なら、漫画喫茶でも余裕で見つかるが、マイナーな漫画なら漫画喫茶で探して読まずにブックオフで買い揃えた方が早いかもしれない。

 メリット・デメリットの次に、時間と値段の損得について考えてみよう。私は3時間で10冊の漫画を、900円で読めた。今後も同じように読めるかは分からないが、同じように読めると仮定して計算してみる。

 この場合で単純に計算すれば1冊90円で読めたことになる。ブックオフの最低価格が1冊105円で考えると、絶対額では安い。さらにフリードリンクがつくのだから、相対的に見ても安くなる。先ほど述べた「一度読めば充分」と場合なら、尚更安く感じる。

 私は今回「3時間で10冊読めた」ということが分かったが、漫画喫茶でどのくらい読めるのか分からない場合は、とりあえず1度2~3時間程度内で何冊読めるかチェックしてみるといい。チェックした結果から計算して、絶対額でも相対額でも安くなるかどうか確認してみると分かりやすい。


  得になるか否かの結論を言うならば、得になる。今回の漫画喫茶で、漫画を読むのに新しい選択肢が加わることができた。今後も(メジャーな作品で)読みたいものがあったら、漫画喫茶に寄ってみたいと思う。


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