PS3を振り返る

 2014年2月22日。プレイステーション4(以下:PS4)が日本で発売された。海外で先行発売され、3ヵ月ほどの後に日本でも発売された。こうなると、今まで次世代機ともてはやされたプレイステーション3(以下:PS3)も、前世代機となってしまった。

 今回はPS4の発売を機に、PS3についていろいろざっくばらんに振り返ってみる。


 まずPS3を振り返って思うことは、「若干期待はずれがあった」ということ。

 まだPS3が出るか否かで盛り上がっていた2005年頃。私は、当時のファミ通で組まれていた次世代機特集のPS3の事柄に目を輝かせていた。美麗なグラフィック、PS1・2のソフトが遊べる互換性、高度な演算処理機能、さまざまなメモリデバイスとの対応など。まさにパワフルなマシンそのものだった。

そのスペックで繰り広げられる名シリーズ作品『ファイナルファンタジー13』関連、『バイオハザード5』、『メタルギアソリッド4』。どれもグラフィックが綺麗で、高度なスペックを活かした演出やゲームプレイの情報には心底驚かされた。

 そうした期待を持って、発売され世に出たPS3。しかし、その期待とは裏腹に、微妙な違和感があった。

 名シリーズである『バイオハザード5』『メタルギアソリッド4』はとても面白く楽しめたのだが、ともに評判が高かった前作を越えるものではなかった。(私は未プレイだが)『ファイナルファンタジー13』に至っては、発売が延期に延期し、ようやく出たのが2009年。しかし、レビューサイトなどで世間の評判をチェックするとあまり高いものではない。関連作品として出る予定だった『ファイナルファンタジー:アギト13』に至っては、ついにPS3で長年発売されず、PS4で『ファイナルファンタジー15』という新作で発売されることになった。

 PS3自体にもいろいろと変化があった。最初に値下げの代償として、PS2の互換性がなくなってしまった。これは正直痛かった。せっかく今まで築かれてきたPS2のゲーム資産の価値が一気に下がってしまい、ゲームを遊ぶ選択肢の幅が狭まってしまった。ついでにロゴも変更され、パワフルなマシンのイメージは徐々に、無難なゲーム機のイメージへとクールダウンしていった。

 『コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア』や『アサシンクリード2』のような、革新的なゲームソフトももちろんあった。だが、そうした期待のシリーズも最新作が出るたびに微妙な出来になっていき、高評価を下せるようなものではなくなっていった。

 次にPS3を振り返って思うことは、「まだまだ活躍が足りない」ということ。

 PS3の性能を活かしたゲームソフトはいろいろ出ている。しかし、どうも「まだまだ足りないのではないか?」と感じることがある。

 というのも、PS3はPS2と比べてソフトの数も少なく、PS3のスペックを活かしきったゲームも少ないと感じているからだ(もちろん、ソフトの総数が多ければいいというものでもないが)。

 私は、PS4発売のの延期を伸ばしてでも、もう少しPS3の活躍期間を延ばすべきではなかったのではないか、と考えている。そうすれば、PS3の性能が解析され、性能をより活かしたソフトも出てくる。現時点ではPS3の性能を活かしきってない感じが拭えないのだ。あと最低でも5年は、PS4の発売を延ばしてPS3の活躍期間を延ばしても良かったのではないかと思う。


 せめて、PS3以上のハードを出すなら、「PS3+」とか「PS3.5」のような、バージョンアップのものでも良かったと思う。それだけ、PS3はPS2同様に、秘めたる力があると考えているからだ。


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