これからの田舎暮らしは「フルサト」になる!?

 ネットサーフィンしていたら、田舎暮らしに関する興味深い記事を見つけた。まずはそれを読んでほしい。

田舎暮らしを後悔していませんか?|田舎に移住した10人に聞く!

 上記の記事は、田舎暮らしをしている移住者10人に、「移住を後悔する瞬間はありますか?」「都会に帰りたいと思いますか?」という2つの質問をインタビューし、その返答について書かれたもの。返答の内容についてここでは省略するが、個人的に興味深かったのはこの記事の最後に描かれた文章の内容だ。

「後悔はない」「都会に帰ろうとは思わない」でほぼ満場一致ですが、やっぱりちょっと都会で暮らしていたあの頃が懐かしくなることがあるようですね。
印象的なのは、「時々都会に出る」とか「もう一カ所拠点を持つ」とか、田舎暮らしをとてもフレキシブルに捉えているところ。通信や交通が発達した現代ならではの、新しい田舎暮らしの形が見え隠れしているような気がします。



 この文章でもっとも注目したのが、「印象的なのは、「時々都会に出る」とか「もう一カ所拠点を持つ」とか、田舎暮らしをとてもフレキシブルに捉えているところ」というところ。たしかに返答の中には、「いくつか拠点を持ちたい」という話をする人が何人かいる。

 この文章を見た際に真っ先に頭の中で思い浮かんだのが、ナリワイの伊藤洋志さんとニートのphaさんの共著『フルサトをつくる』で書かれていた「多拠点居住」の話だ。「定住するか否か」で問われるような絶対的な移住ではなく、「いくつか生活拠点があり、自分の生活や活動に合わせて拠点を変えていく」というライフスタイルである。

 伊藤さんとphaさんの本では基本的に熊野に関する事柄だったので、他の地域の「多拠点生活」に関する話題が少なかった。だが、上記の記事から、「いくつか拠点を持ちたい」と考える人が他の地域でもいることがわかった。

 それを考えると、「これからの田舎暮らしは「フルサト(多拠点居住)」になるんじゃないか?」と思える。もちろん従来通りの完全な移住(定住)というのもあるのだろうが、「○○の時ぐらい、都会に出てもいいかな…」という感じで、多拠点に繰り出すことができてもいいように思う。これなら、田舎暮らしのハードルも下がるだろうし、移住者を増やしたり、地域を盛り上げる活動を企画・運営するのにも一役買えるだろう。

 フルサトづくりは、これからの田舎暮らしにおいて新たな選択肢となるのは間違いない。


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