『サラリーマン3.0』

サラリーマン3.0サラリーマン3.0
(2011/07/26)
伊関 淳

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 ブックオフにてたまたま105円で売られていたものを、興味本位で購入。半年ほど前に本書をブックオフで見かけて以来、何度か立ち読みしていましたが、正直買うことまでは意識していませんでした。それまで読んでいた本が読み終えたことを機に、先月ようやく購入に踏み切りました。


 本書は「毎日が楽しくない」「仕事がつらい」といったネガティブなスパイラルに陥っているサラリーマンに向けた自己啓発書。これまでのサラリーマンで言われてきた常識や価値観とは違う、新しい生き方や働き方について提唱しています。それが本書のタイトルにもなっている「サラリーマン3.0」です。

 サラリーマン3.0というのは、終身雇用・年功序列で培われてきた働き方や、殺伐とした成果主義で繰り広げられる働き方と違いといいます。サラリーマン3.0では、仕事でもプライベートでも「楽しいこと」を基準に物事に取り組み、人とのつながりやコミュニケーションを通して新しい物事にチャレンジする姿勢や思考を持つ働き方を述べています。

 本書で書かれている具体例を引用すると、「全力でダラダラを楽しむ」として、休む日とそうでない日を明確に分けることを提唱したり、「「楽しい」を持続させる」として、物事に取り組む過程を楽しみつつ、結果も出すというやり方を提唱しています。どの提唱も、「根性で乗り切れ!」といったゴリ押しなものではなく、成果を出しつつも、取り組む本人が精神的に苦痛にならないようなやり方となっています。

 本書の構成は全体的に分かりやすくまとめられています。重要な箇所は太字で書かれていますし、どの項目にも分かりやすくまとめられた図が描かれています。なので、読みたい項目をサラッと読む分にも便利。


 読み終えた感想ですが、いろいろと参考になる要素があって良かったです。自己啓発というと「やればできる!」というような痛々しい綺麗事が多かったりしますが、本書はそうした要素は薄く、あくまで「実践的・具体的にどう対処するか」といった論理的な思考で書かれています。

 サラリーマンとして働いている方、現在のサラリーマンという生き方・働き方に疑問を感じている方にオススメです。


創業支援コンサルタントのひとり言(著者の公式ブログ)


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コメント

日本の会社が未来工業のようだったら働きやすい環境だと思います。

Re: タイトルなし

>>のびたろうさん
>日本の会社が未来工業のようだったら働きやすい環境だと思います。
未来工業の公式サイト見ました。
かなり労働者を重宝している会社ですね。
経営者に必要なのは、こうした「いかに労働者が快く働いてくれるか」を考えて実践することですよ。
「労働者が悪い!」と言ってふんぞりかえるだけなら、経営者でなくてもできますしね。

ホワイト企業

ホワイト企業が日本全国に広がれば鬱や自殺が減り活気ある社会になると確信してます。
メガネ21やケーズデンキ、スターバックスもホワイト企業で有名です。 (^○^)

Re: ホワイト企業

>>のびたろうさん
>ホワイト企業が日本全国に広がれば鬱や自殺が減り活気ある社会になると確信してます。
>メガネ21やケーズデンキ、スターバックスもホワイト企業で有名です。 (^○^)
こういう話を聴くと、「日本企業もまだまだ捨てたもんじゃない!」と思えますね。
アメリカのスタバは福利厚生が充実しているそうなので、スタッフは高齢者が多いそうですよ。
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