勝山実さんのトークイベント「ひきこもりのようなもの」に行って来ました

 以前こちらの記事でも書きましたが、昨日ひきこもり名人こと勝山実さんとかとうちあきさんのトークイベント「ひきこもりのようなもの」に参加して来ました。今回の記事は、そのことについて書いていきます。


 場所は、神奈川県横浜市黄金町の近くにある「お店のようなもの」という変わった商店で行われました。そのお店が↓の写真。

お店のようなもの1
▲外見

お店のようなもの2
▲店内

 建物がすごい古い! 築50~60年は経っているという木造建築。1階は作業場もしくは商店で、2階は母屋という、下町などでよく見かける昔ながらの住宅構造の建物。店内はさまざまな雑貨がずらり。ゲームソフトが100円で売られていたりと、けっこう煩雑ではありましたが、いろいろなものが置いてあります。勝山さん曰く、このお店は商店というよりも、ガレージのようなフリースペースなのだとか。

 トークイベントが始まった際、参加者は15~16人ほどの方がお見えになりました。千葉県から来られた方や、このイベントのために宮城県(!)から来られた方など、さまざまな方が来ていました。参加者の大多数が勝山さんの知り合いの方でした。

 今回のイベントの主催者である勝山実さんとかとうちあきさん。今回のイベントで私は初めてかとうさんのことを知りました。彼女は今回のイベント会場である「お店のようなもの」を経営し、自分が過去に野宿しながら放浪の旅をした経験を活かして、野宿に関する書籍の出版や野宿イベントなどを企画・主催している方だそうです。野宿の達人とは思えないほど、見た目は普通の女性です。

 トークイベントは、勝山さんとかとうさんの対談というよりかは、皆でワイワイガヤガヤ楽しむ感じのちょっとした宴会みたいなものでした。対談形式で勝山さんとかとうさんが話を進める時もありましたが、基本的には自由に楽しみながら、皆で盛りあがりました。かとうさんや他の参加者の方からの持ち込みで、お酒やおつまみが配られ、それを肴に楽しみました。

 トークイベントでは、お互いのプロフィールも語りつつ、互いの人生観や将来の展望などについて話していました。個人的に興味深かったのは、かとうさんのトークでした。

 彼女は現在の現金収入として、訪問介護のお仕事を月に6回(週に1.5回)ほどやっているそうです。訪問介護といっても夜勤の介護。訪問先で仮眠を取ってもOKだそうで、それほどハードではないそうです。住居も実家を出て、現在シェアハウスを運営していて、6人での生活をしているそうです(理想として、あと2人入居者が増えると経済的に良いのだとか)。彼女も、勝山さんやphaさんと同じ基本的に「はたらきない」という考えの持ち主なので、世間一般の労働観とはゾリが合わないのだそうです。

 彼女に限らず、このイベントに来られた参加者は、世間一般の労働観が合わない方が
多いでしょう。だからこそこうしたイベントは、そうした人々にとってありがたいもの。

 勝山さんのトークでは、プロジェクターを使ってのひきこもりスラムの紹介もされました。小屋づくりのことが主で、どのように小屋を建てたか、小屋の土地はどのような場所なのかなど、プロジェクターで再生された写真を見せながら紹介してくれました。私が滞在していた時も勝山さんの小屋は拝見しましたが、その後台風で倒壊したこともあり、新しく建てたそうです。新しい小屋を建てている最中の写真もありましたが、皆思わずうなずくほどの壮観な画でした。

 その後、フリーで参加者の方々とぼちぼち会話していた際に、たまたま勝山さんと二人で会話しました。会話の内容は、やっぱり共育学舎のこと。三枝さんのことや、現在いる滞在者のこと、他の熊野の人々のことなどなど。私もFacebookでしか熊野のことは聴いてなかったのですが、勝山さんの口からより詳しいことを聴けたので、いろいろ驚いたことが多かったです。

 この時勝山さんが私に話してくれたのは、「短くてもいいから、三枝さんに会いに行ってきたらどうか」ということ。なんだかんだいって三枝さんは、私を含めた滞在者のことを気にかけている様子だとのこと。「挨拶する程度でもいいから、顔見せてあげれば三枝さんも喜ぶと思うよ」と仰っていました。私もまた機会があれば絶対行きたいと考えていたので、勝山さんからの先ほどのお言葉をもらえると嬉しく思います。勝山さん曰く、「私はぜひCHAGEAS-FANくんを、熊野に連れて行きたいとおもっているよ」とも言われるほどに。


 トークイベントそのものは2時間程度でお開きになりましたが、その後は皆さんフリーで談話していました。勝山さんは6時で退出したので、私も彼に合わせて同時刻に退出しました。勝山さんは一部の参加者の方々とともに、飲み会に行かれたそうです。私は阪東橋駅へ向かったので、途中でお別れ。

 参加して、とても良かったです。やはり熊野のことを話したり聴けたりできたのが良かったです。何より勝山さんと久しぶりにお会いできたことが、ものすごく心の励みになりました。熊野に関して、また何か事を起こせたらなあ…。


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