『働きすぎの時代』

働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))
(2005/08/19)
森岡 孝二

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 以前大学の社会学の授業にて、課題として読むことになった本です。社会情勢に関する本だったので、もう一度読みたいと思い、読んでみました。大変興味深い内容で良かったです。

 日本では規制された時間以上の労働時間を労働者に課せられているのが現実。そうした働きすぎによって、過労死などの様々な悪影響が出ているのも事実。これらの働きすぎによる悪影響の真実に警鐘を鳴らし、まっとうな働き方ができる社会をつくろう、というのが本書の目的。

 読んでいて辛かったのが、働きすぎの状態に不安や限界を訴える働いている方々(「労働者」という呼び名が妥当だが、個人的に堅苦しい感じがして嫌なので、あえて別の言い方で)の声が本書に書かれていたこと。働いている方々の声は本当に世間に届いてほしい…。

 城繁幸さんが書いた『若者はなぜ3年で辞めるのか?』もそうでしたが、現在の日本社会の在り方(雇用や生き方など)に強い反発を示す本が増えています。現在の日本もネガティブな情勢が続いていますし、そうした情勢にすがり付いて甘い汁をすする輩もいるのですから、当然でしょう。

 社会事情(特に雇用情勢)に興味がある方にオススメ。


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