女神の拳:今岡汀

 久しぶりに一枚絵のアップ。前回初登場の今岡汀(いまおか なぎさ)です。今回は、絵についてというよりかは、今岡汀自身のことについて書いています。

女神の拳:今岡汀

 彼女の存在を知ったのは、平良伊江についてネットで調べていた時のこと。多くのコナンファンの人が「姫と孤島の竜宮城」に似ていると指摘している「足跡のない砂浜」というエピソードを知りました。どんなものかとYoutubeでアップされている動画で観たのですが、本当にそっくり!

 「足跡のない砂浜」はアニメオリジナルのストーリーなんですが、「スタッフは「姫と孤島の竜宮城」の平良伊江からインスピレーション受けたんじゃないか?」と言っても過言ではないくらい、共通する要素が多いです。この場でザッと挙げてみても、

・被害者が20代半ばの褐色肌の美人
・犯人は被害者の身内の中年男性
・死因は絞殺
・遺体発見場所は砂浜
・被害者は自前のウェットスーツ持ち



 というぐらいに。これだけ共通する要素が多かったので、「女神の拳でも何かのキャラに使えないか?」と思い、資料目的で上記の絵を描き上げました。この記事を描いている現在では、最後の一枚絵です(四井麗花の一枚絵も描いたのですが、出来が悪く、そちらはボツに)。現時点では、こうした一枚絵は描いてないです。

 さて彼女の立ち位置ですが、描きあげた当初は真救世主伝説シリーズのジュガイを想定していました。平良伊江のパチモンがごとく、伝承者になり損ねた同門としての感じに。ですが、女神の拳のストーリーの構想を練っていくうちに、彼女をシンとして登場することに決めました。

 決めた理由はいろいろあって、まずシンを登場させたいと考えるようになったこと。南斗六聖拳の立ち位置である女神の拳の四天拳ですが、レイ・ユダ・サウザー・シュウの4人の配役は決めていましたが、シンだけは決めていませんでした(南斗最後の将のユリアは拳士ではないので、初めから除外)。シンは北斗の拳における重要キャラの一人ですが、女神の拳ではユリアがいないので、シンの立ち位置であるケンシロウの恋敵が成立せず、出すことができませんでした。とはいえ、北斗キャラで重要なシンをぜひ出したい。そう思った私は出すことを決めました。

 次にレイとシンの戦いを観たいと考えていたこと。ケンシロウである宮野明美のとの接点がない分、彼女との戦闘は描けませんでした。その代わり、私は彼女のそっくり元(?)である平良伊江と戦わせることにしました。平良伊江と今岡汀との共通要素から戦わせたというのもあるのですが、レイとシンの戦いは、私個人が観てみたい戦いだからです。

 私は以前から、レイとシンの戦いを個人的に観てみたいとずっと思っていました。ロン毛のイケメンであることや、互いに愛する女性のために果てた拳士であることなど、共通することがあったからです。また南斗水鳥拳と南斗孤鷲拳は、ゲーム作品では両者の使い手がそれぞれの技を使える場面がありました(ただいずれのゲームもクソゲー扱いされるほどのひどい作品なのですが)。ユリア外伝で描かれた南斗施鷲斬は、(笠井晶水先生の腕もあって)とても美しく描かれています。そうしたことから、個人的にどことなく南斗水鳥拳と南斗孤鷲拳は通じるものがありました。

 ですが、公式作品でもレイとシンもあまり絡む場面が少なく、外伝作品ではシン自身があまり他の六聖拳と接触する場面が少ないです。『真・北斗無双』の幻闘編では、レイとシンが対話する場面はあるものの、大した進展はありませんでした。

 そうしたこともあり、私は女神の拳でレイとシンの戦いを再現すべく、平良伊江と今岡汀との戦いを描くことにしました。

 今岡汀もシンだけではなく、伝承者になり損ねたジュガイ、かつてレイを慕うも後に覇の道に堕ちたカレンという役割も担いさせました。服装も上記の絵では適当な私服を着させましたが、本編ではレイ外伝に登場したカレンの服装を参考にしました(というか、まんまカレンですが…)。


 長い文章になってしまいましたが、最後に余談を。

 今岡汀を演じた声優の半場友恵さんは、『新・北斗の拳』でマインという少女の役を演じています。北斗作品に縁のある声優さんですが、演じたキャラがいかんせんマイナー過ぎる…。Wikipediaで彼女の出演歴を見ても、それ以降北斗作品とは音沙汰ないようです。せっかくの縁だから、もう少しいろいろな北斗作品に登場しても良い気がするのですが…。

 それでは、今日はこの辺で。次回からは本編に戻ります。



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