自分の憎しみはどこから?

 当ブログでもリンクさせてもらっている放浪風さんのブログ『なまけるくるま』で、とても興味深い記事があった。それが↓の記事。

なまけるくるま「怒りのコントロール日記」

 放浪風さんが怒りに感じたことを日記にまとめ、自分の怒りについて分析した記事。私も怒りにかられることが多いので、それを精神状態のひとつとして捉えて、お医者さんに提出する経過日誌に書きまとめている。それをお医者さんに提出し、現状と経過を報告しながら、診察と相談をさせてもらっている。

 さて、今回の放浪風さん記事を読んでいるうちに、ふと考えたことがある。「私自身の怒りはどこから出てくるのか?」と。放浪風さんのように自分自身も分析してみることにした。

 まず私の場合、怒りというよりも憎しみがトップに来る。これはもう間違いはない。それが乗じて怒りとなる。それを表している文章が、放浪風さんの記事の中であったので、そこを引用してみる。それは放浪風さんが怒りについて分析した結果の4項目の一つである「④自分の脳内に居座る、ムカつく人間への怒り」という箇所についての詳細だ。

④は、過去にムカついた人間が未だに僕の中に住み着いていて、僕に対して未だに罵りの言葉を吐きかけてくるのだ。それに対して一人でぶち切れたことが過去に結構あったのだ。まあこれは僕が作り出した幻想であり、実際の彼らは僕のことなど忘れているだろうが。



 実を言うと私はこれが多く、最悪それが(医学的な意味での)妄想となったり、幻覚となったりして、日常生活に支障をきたす。そうしたことが何度もあり、そのたびに医者に報告し、治療をいろいろさせてもらっている。私の憎しみは脳内にいる嫌な人間がしてくる悪さから来ている

 自分は医療費を払っているため、憎しみの対象にその代償として医療費を請求することもある。これは風に刀を振るような話ではあるけれども、上記のような状態になったら、もう自分でも手に負えない。まさにジキルとハイドのハイド状態。

 現在では処方された効きの強い薬のおかげで、ある程度冷静さを保っている。とはいえ、まだまだ安心できない状態ではある。もし薬がなかったら、統合失調症などの重度の精神疾患を発病していたかもしれない。薬の効き目が出ていても、まだまだ経過をみておかないといけない。

 だが、ここまでやってきて、何も前に進めないのはやっぱり腑に落ちない。前に進むことを、私は数日前に最終回を迎えたテレビドラマ『下町ロケット』から教えてもらった。

 阿部寛さん演じる主人公が、ライバル企業からの理不尽な訴訟に対しブチ切れて直談判に向かった際に、立川談春さん演じる経理部長から「堂々としていないさい!」と叱咤激励される場面がある。これには「一時の感情に振り回されて、自分自身を見失うな!」という強いメッセージ性が込められている。

 私はこの場面に言葉で言い表すのが難しいくらい大きな衝撃を受けた。以前とある事情で不条理なことをアレコレ言われて、心がポッキポキに折れたことがあったが、そのことを気にする度合いが減っていった。下町ロケットを観て、本当に良かったと思う。まだこの時の毒は完全には抜けきっていないけど、その時は下町ロケットの上述の場面を思い出すようにしている。


 憎しみも怒りもコントロールが難しいものではあるけれども、個々の創意工夫で大きく改善できることは間違いないだろうから、あとはそれを実践していきたい。

 それでは、今日はこの辺で。


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コメント

No title

どうもこんばんは、TBありがとうございました。

CHAGEAS-FANさんも僕と似た感覚がありましたか。最近twitter上でもかなり辛そうな状況は察しておりましたが、かなり深刻なことになっていたとは…

僕自身もつい最近までは、脳内のムカつく連中のことは熟知していたにも関わらず、ずっと放置していました。けれどもこれ以上放置していたら色々と支障をきたすであろうと考え始め、今回の行動となりました。

一時の感情に振り回されることは、今までの人生の場面でも多々あり、未だに後悔の念に苛まされます。わかってはいるけれども、どうしても抑えきれずという無念のあの日々が。

怒りというものは、エネルギーの源になるといいますけれども、向かう方向が間違えば、例えぶつかり合ったとしても、お互いに虚無感を生んでしまうのも事実だと思います。いい方向に向かう方法が見つけられればいいのですけどね。

No title

はじめまして
こんにちは

放浪風さんのブログから訪問させていただきました。
怒りは時としてエネルギーにもなりますが、怒りに囚われるとグルグルと同じところをまわって前に進めなくなってしまいますよね。
自分を見失わないことは(怒りにしろ悲しみにしろ)大事だなと思います。

下町ロケットはいいですよね。
生き方のヒントをくれる気がします。

よく弱肉強食なんて言いますが、あれを聞くたびに弱い人間は生きることすら許されないのかと腹立たしさと悲しさで一杯になっていました。
私は弱い人間で、強くずる賢い悪人に嫌な思いをさせられて来ていたので。
ですが、下町ロケットを見ていると自分が弱いなら強くなって、それまで虐げてきた人間たちにギャフンと言わせてやろうという気力が湧いてきます。

Re: No title

>>放浪風さん
>TBありがとうございました。
いえいえこちらこそ。

>CHAGEAS-FANさんも僕と似た感覚がありましたか。最近twitter上でもかなり辛そうな状況は察しておりましたが、かなり深刻なことになっていたとは…
Twitterではお見苦しいところを見せてしまいました。
総統参ってしまいましたが、最近はそうしたネガティブな内容は書かないようになりました。

>一時の感情に振り回されることは、今までの人生の場面でも多々あり、未だに後悔の念に苛まされます。わかってはいるけれども、どうしても抑えきれずという無念のあの日々が。
感情の力って大きいもので、私も制御しきれずに困っています。
だからこそ、お医者さんで薬を処方してもらっているのですが…。
薬のおかげで良くなっている分、まだマシかと。

>いい方向に向かう方法が見つけられればいいのですけどね。
お互いに具体的な創意工夫の策でぼちぼち改善していきましょう。

Re: No title

>>toumaさん
はじめまして、それと当ブログにようこそ。

>自分を見失わないことは(怒りにしろ悲しみにしろ)大事だなと思います。
何かしらの心のよりどころみたいなものが欲しいところですよね。
そうでないと、不安も出てきてしまいますから。

>下町ロケットはいいですよね。
>生き方のヒントをくれる気がします。
下町ロケットは、半沢直樹やルーズヴェルトゲームと違って、正々堂々の真っ向勝負でやっているから、一層共感が持てます。
ひたむきさが出ている事象って、個人的に何でも魅かれます。

よろしければ、今後ともよろしくお願い致します。
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